発売元 : ビクターエンタテインメント
「夢の花」「コバルトブルー」と成長著しいシングルを放ち続けているTHE BACK HORN。今作は限りなく美しいバラード・ソング。初めてオーケストラが参加し、その音世界はより広がりを見せている。
パッと聴くと、単なる古典的なロックンロール・ギターのリフ。それが古臭く聴こえないのは、乾いた情感のメロディと絶妙なコーラス、ノラ・ジョーンズなどを手がけたテッド・ジェンセンのミックスなど、考え抜かれたプロダクションのおかげ。着実に進化してる。
自律心を備えたボーイ・ソプラノとでも言おうか。ソフトな印象でありながら、一本筋の通った高音がすばらしい。この朴訥な無垢な強さのなかに、女性ソプラノには絶対に出せないゆるやかな癒しのチカラを秘めている。2005年3月発売のフル・アルバムに大期待。
歌詞にフレンチ・クレオールを多用している事実ひとつとっても、ルーツであるハイチにこだわる姿勢は明白。と同時に、安いシンセの音をあえてちりばめ、カリビアン・リズムの気さくさをアピールしているあたりがこの人らしい。気負いのない意欲が伝わる。
アン・ピープルズと言えば『アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン』と言う方が多いが、その前作である本作も実は名盤の名にふさわしい傑作である。多少ブルージィではあるが、ハイ・サウンドの充実期に作られただけあって重厚な音が魅力の通算3枚目。
“トランス・レイヴ”の最速シリーズの第4弾。全曲日本初CD化というのが嬉しい。ミックスはジャンルをクロスオーヴァーしたスタイルがクラバーに支持されている、DJ UTOが担当。
叙情的な作風によって知られる作曲家吉松隆の「プレイアデス舞曲集」を軸に、プーランクやラモーの小品を新進気鋭のピアニスト松本和将が演奏した珠玉の曲集。澄み切った空気を感じさせるクリスタルな音色は、疲れた心を癒す薫風のように心地よく清々しい。