発売元 : ユニバーサルミュージック
発売元
ユニバーサルミュージックファンクな側面ばかりがグラント・グリーンではない。紡ぐように単音フレーズを弾いていくリリカルさもまた彼の魅力。ゴスペルライクにバラードを料理する本作には、彼の引き出しの多さが反映されている。
ハービー・ハンコックのブルーノート作品の中でも異色の輝きを放つ一枚で、パーカッションが大フィーチャーされている。単なるアフリカ系の民族音楽に傾くのではなく、むしろ前衛的ですらあるところはさすが。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノートに残した諸作がいずれも高水準なのがジョー・ヘンダーソン。盟友トランペッターとの共演となった1964年の本作においても、独特のサックスはまったく埋もれることなくむしろ浮かび上がってくるようだ。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノートとスティープルチェイスに吹き込んでいた60年代前半のデクスター。パリで行なわれた本セッションでは、当時18歳の若きベーシスト、ニールス・ペデルセンが加わることでより欧州テイストを増している。
発売元
ユニバーサルミュージック1965年の本作は、ウディ・ショウとジョー・ヘンダーソンに加えJ.J.ジョンソンまで顔を出し、この上もなく管がにぎやかだ。ただそれでもホレス・シルヴァーの存在感は霞むことがない。ホレスのブルーノート作品にハズレなしだ。
後にショーターの代表曲、ひいてはジャズ界を代表する名曲ともなる「フットプリンツ」などを含む1966年の傑作。マイルス・バンドでともにフリー寄りのサウンドを発展させていたハービーらと吹き込んだ孤高の一枚だ。
乾いたファンク感覚を持つビートに暖簾に腕押し的な語り調の歌、背後に漂うルーツ・ミュージックの美味しい感覚……。G・ラヴ&ザ・スペシャル・ソースを比較に出せそうな、英国の三人組の3作目。屈託なくときにポップに、グルーヴィに大地を闊歩している。
テレンス・ブランチャードのバンドでも活躍したピアニストの傑出した個性が発揮されている。ギターも加えた演奏は、曲によっては現代的なビートを意識的に強調するなど、独特の緊張感を生み出し、それでいて、ピアノが紡ぎ出すリリカルなメロディが印象的だ。
ドイツのメロディアス・ハード、エデンズ・カースの2作目。前作よりもメタリックさを増した曲作りが印象的。そこに充実したメロディが乗ることで、ダイナミックなメリハリが付き、ハード・ロックならではの官能美へと昇華されている。日本盤には2曲を追加収録。
2004年に横浜で結成の4人組のセカンド・フル。ミッシェル・ガン・エレファント以降の日本のロックが根にありそうだが、ゴス、ブラック・メタル、サイコビリー、メタルコアの要素も感じさせ、メッセージ性高い詞を歌う甘いヴォーカルとの絡みは面白い。
TBS系ドラマ『キッパリ!』の主題歌を収めたシングル。永遠に続く愛を女性の視点から描いたラヴ・ソングで、さわやかなソング・ライティング・センスとナイーヴなヴォーカルは胸キュン必至だ。プロデューサーはおなじみの蔦谷好位置。