発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ
ジャズ界が誇る名匠、ハンク・ジョーンズの、約30年ぶりとなるソロ・アルバム。現役最長老ジャズ・ピアニストのソロ演奏をスタジオでとらえた貴重な音源。
2004年のスマッシュ・ヒット・コンピレーション『Grand Prix』の2005年ヴァージョンが豪華2枚組で登場。なんと、あの名曲「TRUTH」を2005年の新生T-SQUAREがこのアルバムのためだけに新録している。
ロックにキーザーという実力派が中心になったカルテット。楽器編成からしてMJQを意識していることは明白。そのリメイクとも言える(1)からして、テーマ処理にこのグループからのコピーが認められる。穏やかで知的な響き。そこに聴きどころがある。
ベテランのピアニストが、ベースの巨匠ロン・カーター、気鋭ドラマーのオマー・ハキムと組んだ、まさにVIPにふさわしいトリオ。華のある流麗なピアノをスウィンギーなベースと切れ味の良いドラムスがサポート、オーソドックスなジャズを小気味よく楽しませる。
ザ・グレイト・ジャズ・トリオがメンバーを一新。リーダー兼ピアニストのハンク・ジョーンズの優雅で流麗な演奏スタイルを中心に、新メンバーで臨んだ、新たな伝説の幕開けとなる注目作だ。
ポップ・ユニット、PSY・Sのメンバーとしてデビューし、近年はジャズを志向する女性シンガーの2004年録音作。パンチの効いたスキャットが気持ちいい(5)、明瞭で情感豊かな表現に個性が際立つ(7)など、快唱が並ぶ。(8)はドン・フリードマンのファンキーなピアノ演奏が楽しい。
フジテレビ系のF1グランプリ中継で使用された歴代のオープニング&エンディング・テーマ曲を集めたCD。F1ならではの「TROUTH」を数バージョン収録、スピード感がツボにくる1枚。
ビリー・ホリデイを主人公にしたオフ・ブロードウェイ・ミュージカルで主役を演じたシンガーのデビュー作。(1)における切々たる哀感の発露、(3)のそこはかとないキュートさ、(6)の快活なスウィングぶり、(9)の繊細な表現など、ジャズ・シンガーとしての懐の深さを伝える。