発売元 : 株式会社トイズファクトリー
神奈川県小田原市出身の幼馴染み同士で結成された、メロディック歌ものバンドのメジャー第2弾アルバム。パンクからジャズ、ロカビリーをサラリ通過する嫌味のないサウンドに、憂鬱を切り裂くハイ・トーン・ヴォイスを添えたスカッと爽やかな一枚。
3枚目のシングルで、小林武史がプロデュース。UAを思わせるような、ソウルフルで芯の強い声を聴かせる人だが、「彗星」は穏やかなメロディとオーガニックな演奏でスケール感のある曲に仕立て、彼女の素のままの魅力が生かされている。その手腕はやはりさすが。
4人組ロック・バンドのフル・アルバム。拳振り上げ系のパンク調R&Rと思いきや、意外とメロディアス志向のバンドらしく、(4)のように思わず口をついて出てしまいそうなメロディがいっぱい詰まっている。曲調の幅も広いし、アイディア豊かな音作りも楽しい。★
新ギタリストSeikiを迎えた通算7枚目のアルバム『ファイアー・アント・ムーヴィング・カンパニー』に続くミニ・アルバム。新曲5曲にライヴ、PVが収録された本作、よりエネルギッシュなハードコアが聴ける。
10年の活動に終止符を打ったハスキンの集大成といえるベスト・アルバム。入手困難音源も多数収録。日本のメロコア、エモコア史に燦然と輝く、ポジティヴさと摩訶不思議な魅力を兼ね備えたバンド。その軌跡と歴史を紐解くのにうってつけのアイテム。
4年前に“リリイ・シュシュ”として世に現れた類稀なヴォーカリストが、“Salyu”としてデビューしてこれが3枚目。小林武史の手になるざっくりモダン・ロックなサウンドと強力にポップなメロディに負けない、圧倒的にパワフルかつキュートな声が輝いてる。
正式ドラマー加入後、初のシングル。バンドにとって初のラブ・ソングでもある。普遍的とも呼べる優しいメロディを大切に、コーラス・アレンジにも気を遣い、広がりある曲に仕上げている。バンドとして新たなトビラを開けたことも予感させる。
シンプルな8ビート、ほどよく歪んだギター、スピード感たっぷりな楽曲によく伸びる高めなヴォーカルーーまるでジュンスカが甦ったような優等生パンク・ロックここにあり。ポップでヒット性十分な曲作りやアレンジのセンスもいいんだけど、ちょい新鮮味は少ないかな。
紅一点のシンガー、ターヤ・トゥルネンをフィーチャーした北欧メタル・バンドのベスト盤。デビューから2002年発表作までの楽曲を網羅。加えてミックス・テイクやカヴァー・ナンバーも収録。初期作品の集大成的な趣で構成されている一作だ。