発売元 : 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
『コール・ミー・イレスポンシブル』(2007年)に続く、確かな歌唱力を見せつける芳純な4作目。フランク・シナトラやヴァン・モリソン、イーグルスなど時代を越えたヒット曲のカヴァーが多くを占めるが、自作の「素顔のきみに」と「ホールド・オン」でも遜色ない輝きを発する。2009年10月の全米No.1アルバム。
フィンランド出身のロック・バンド、H.I.M.の2010年2月発表のアルバム。ゴシック・サウンドを取り入れた独自の音楽様式“ラヴ・メタル”を確立している彼ら。強力なドラムとメランコリックな旋律、ヴィレ・ヴァロのセクシーな歌声が堪能できる。
ソロ・シングルとしては通算4枚目、前作「明星」より約8ヵ月ぶりのシングルが届けられた。“こわいものなどない こみ上げるものは全部 正しい”という歌詞は、自己を模索し続けた末に辿り着いた彼なりの“応え”と言えるだろう。天空を駆け上るような、由田宇宙ストリングスの演奏も秀逸。
ヒップホップやR&Bをベースにしたシンガーとラッパーに、ダンサーを含む5人組ミクスチャー・ユニット。オーディション・バラエティ番組『イツザイ』で注目を集めデビュー、2枚目のシングルとなる本作はミッド・テンポのシンプルなトラックに、せつなくもあたたかいメロディを乗せたストレートなラブ・ソング。
ロンドンにて結成されたエレクトロ・ポップ・バンドの、前作『メイド・イン・ザ・ダーク』より約2年ぶりとなる通算4枚目。余計な音数を削ぎ落とし、一つひとつの音色が持つ奇天烈なインパクトをフィーチャーした本作は、同時にメロの美しさとヴォーカルの訴求力をも際立たせることに成功した。
思想としては保守、そして渋谷の兄貴分として、舌鋒鋭く政治と経済、不条理で理不尽なシステムと歪みに切り込んだ快作。新曲3曲に初CD化された2曲を含む、彼のメッセージ・ソング・ベスト・アルバム。ライナーの宮台真司(社会学者)との対談もグレイト。事象に対する直感、リアクションに痺れる。
孤高のリアル・ソウル・シンガーの2枚組ベスト。グラミー賞も獲得し、名声を確固たるものとした特大ヒットしたディスク1の「キッス・フロム・ア・ローズ」から、サム・クック曲をはじめシンガーとしての実力を見せつける多彩なカヴァー曲、そして新曲(ディスク1の「アイ・アム・ユア・マン」、2の「サンキュー」)まで、魂のこもった名唱の数々が堪能できる。
米サンディエゴ出身のクリスチャン・ロック・バンドの通算7作目。自前のスタジオを作り、ヒップホップ畑のマイク・エリゾンドのプロデュースで制作した本作は、ポスト・オルタナ路線のギター・ロックを中心に、バラードやダンス・グルーヴの曲まで多彩なサウンドに、さらなるバンドの成長が窺える。
豪華絢爛な衣装をまとい、メロディックかつドラマティックなメタルを志向する5人組(アルバム発売時はベース不在)のメジャー・デビュー・アルバム。シンフォニックで壮麗な仕上がりは、期待どおりかそれ以上。劇的&鮮烈なギター・プレイも圧巻で、耽美な世界観に酔える。★
レイブ・ミュージックを取り込んだ英国はリーズ出身のバンドのセカンド・アルバム。プロディジーやケミカル・ブラザーズが葛藤なくロックにテクノを混ぜたみたいで、屈託なくパンク風味を増量して迷い無き明快なダンス音楽に仕上げている。11曲目以降は追加曲で、「ターン・ザ・ライツ・アウト」「マッド」の音楽ビデオもPCで観られる。
イギリス室内管の初代首席指揮者に任命された年から90年にかけて録音を始めたのが、このモーツァルトの後期交響曲集だった。本作はそのうちの一枚。室内管の特質を生かした明快で流麗、様式感も的確な演奏は、高い評価を得た。
テイトがイギリス室内管の首席指揮者に就任して取りかかったモーツァルトの後期交響曲集からの一枚。的確な様式感と明敏な現代性をあわせ持った、オーソドックスながらいまだに新鮮さを保った演奏だ。
ゲヴァントハウス管の音楽監督を務めていた時の録音。マズアが得意としていたリストの作品集で、リストにありがちな大仰な身振りを排して、リストの甘美なロマンティシズムを重厚な響きの中で表現している。