音楽むすび | 1991年10月25日発売

モダン・エレポップ(?)の達人、沖山優司と成田忍をアレンジャーに迎えた意欲作で、ウエスタン・ガレージ色が程良い御機嫌R&R。しかし、大人は理解してくれず(4)(6)でレコ倫が非情の警告ブザー攻撃。(7)のカヴァーがオヤジには気にいらないのだろうか?

男女が交互にヴォーカルを担当する5人組、88年作。トグロを捲くベース・ラインとエキセントリックなギターがホント印象的でした。ず〜っと耳をすましていると幼少時代のちょいとした陰りが蘇ってきます。ライヴ・ハウスの湿った空間も感じます。

ごく一部で盛り上がったマッドハニー来日好演も台風騒ぎと共に終わったが、シアトル勢の攻撃はまだまだ続く。かつてそのマッドハニーで腕を上げたメンバーが今年結成したバンドの1st。ヘヴィ・ロック感覚と深みのあるリズムにリアルなアメリカが映っている。