1991年10月25日発売
ラフマニノフ&プロコフィエフ:チェロ・ソナタラフマニノフ&プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
マの朗々たる歌い口はやはりいい。(1)は社会主義リアリズムの嵐の中で作られたためか、終始調性をはっきり感じさせる。ハ長調という平明な調に爽やかな歌が盛り込まれている。(2)はどちらかというとpに比重が置かれた、なかなかロマンチックな曲である。
序曲名曲集<天国と地獄〜ウィリアム・テル序曲名曲集<天国と地獄〜ウィリアム・テル
この手の作品演奏に関して、レニーはよくカラヤンと比較されて文句をつけられたものである。確かに演出力という点ではカラヤンの足元にも及ばなかったと思うが、明るい曲で示される天衣無縫な躍動感は、欧州系の指揮者にはない魅力だった。