1993年12月発売
モーツァルト:交響曲第25番,26番,2モーツァルト:交響曲第25番,26番,2
今でこそ市民権を得たかの感があるが、10年ほど前にこれらの演奏を初めて聴いたときは、カルチャー・ショックにも似た驚きを経験したことを覚えている。しかしこの演奏は今でも風化せずに強い説得力を持ち続けており、単なる学究的な方法論を超えているのは明らか。
マジソン郡のバラードマジソン郡のバラード
ベストセラー小説“マディソン郡の橋”の作者が物語のイメージを音にした作品。歌とギターの腕前は確かだ。アリフ・マーディンがプロデュースしているだけあってサウンドも充実。アーシーになりすぎない、ハートウォームなカントリーに仕上がっている。
シーズ・ザ・ボスシーズ・ザ・ボス
ストーンズ色なしのミックのアルバムは、明らかにヒットを狙っている。なにしろシックのナイル・ロジャースとマテリアルのビル・ラズウェルという両巨頭をプロデューサーに据え、力んだロックン・ロールをやっているのだ。バックは当然豪華な初ソロ。
プリミティブ・クールプリミティブ・クール
ミックはミック、なんだけどね。ソロやる時のミック・ジャガーって、1人だからこそかえってストーンズの呪縛に捉われちゃうきらいがあるみたい。芸能界的な華やかさが際立っていた前作に比べて、ロックンロールが隠し芸に思えちゃうジレンマも。
ピアノランド 1ピアノランド 1
ピアノに出会ったばかりでも片手で弾くだけでステキな音楽に出会える、そんな連弾ピアノ教材であり、ファースト・パートは歌にも使える。全曲が20秒から1分内外という短さではあるが伴奏パートがファミコン風に味付けされているところなぞ実に現代的。
ピアノランドピアノランド
弾いて歌えるピアノ教材、ピアノランド(4)と(5)の全曲を収録したお手本CD。小さいころ友達がレッスンしているのを聴いて、あの曲弾いてみたいなぁなんて思ったりしたけど、このCDを聴いて弾きたくなる子もいるだろうな。ヴァラエティに富んだ面白い教材だ。