1993年3月21日発売
エンジェル・ソングエンジェル・ソング
相当のキャリアを感じさせる自作自演シンガーのファースト・アルバム。チェスター・トンプソンやアレックス・アクーニャらが参加したLA録音で、70年代気分のメロウなAORサウンドが心地よい。こんなに心地よくていいのかな、と思わせるナゴミの1枚。
夕日は昇る夕日は昇る
日常性へ埋没しきり“忙しさ”によって充足されている人々には、相当にうっとうしい歌だろう。ヴォーカリストとしては稚拙だが、だからこそ説得力を持つフォーク・ソングの伝統を再現している。
幸せの骨頂幸せの骨頂
人呼んで女タモリ。ひたむきなぶんだけタモリよりも上である。躁的女性の代表格(楠田枝里子、幸田シャーミン、黒柳徹子etc.)と鬱的女性の代表格(戸川純、吉田日出子、桃井かおりetc.)を組んずほぐれつさせる所が彼女の醍醐味。毒気もなかなか。