1993年9月25日発売
バーニーやブーツィ、ビル・ラズウェル等の協力のもとに作られた、革新的な作品だ。それだけに受け止め方も十人十色になろうが、個人的には前2作にも増して気に入っている。非常に音楽的だし、どことはうまく言えないがPファンク的である。
元イエスのトニー・ケイがグループ脱退後に結成したバンド。デビュー作でありながらライヴ・アルバムという大胆な試み。イエスよりもロック色の強いスタイルで、トニーの弾く多種のキーボード類が彩りを添えている。カヴァー・アートはロジャー・ディーン。
クリムゾンの二代目ヴォーカリストのソロ(これはセカンド)。クリムゾンのイメージを想像して聴くとびっくりすると思うのであらかじめ。彼の持ち味はシンガー・ソングライター風の作風にあり、プログレッシヴ・ロックではない。渋い作品である。
フォーカスのギタリストのソロ。彼の最高作だと思う。ルネッサンス音楽をモチーフにしながら、時にアコースティックに、時にフォーカス風にと変化に富んだアレンジで聴かせてくれる。リュード等の古楽器も使用してあり、新鮮なイメージで聴ける。
多くのソロ作品を制作しているヤン・アッカーマンの78年発表の本作は、フュージョン・サウンド。と言っても、7thや9thの響きが美しくもちょっぴり哀しい、あのフォーカス和声が随所で聴けるのだ。変化自在の心地よいギターをたっぷり披露してくれている。
名古屋出身のボコボコのメタル系バンドのメジャー5作目、移籍第1弾。そういうズコズコでズシズシ重たいモダーンメタルとしてよくできてると思いますが、私はヴォーカルが気になって…。やっぱりカタカナ英語はちょっと辛い。演奏に負けてんのよね。
先頃の来日公演でも印象深かった(1)(2)(3)(6)等、シンガー・ソングライター、ロディ・フレイムの瑞々しい感性が封印されたアズテック・カメラ83年のデビュー作。ネオアコ原点ともいえる本作は80年代を代表するロック名盤。シングルB面曲を3曲追加収録。
ジャンル
曲のクレジットを見て感激。当時ディスコ通いだった私には懐かしい80年代後半のダンス/ポップスが収められている。中には70年代のヒット曲のリメイク(6)(10)や、スリー・ディグリーズも名を連ね、新しいところではガラージュ系ハウス(8)も聴ける。