1996年9月発売
ひとつだけ/the very best of 矢野顕子ひとつだけ/the very best of 矢野顕子
20年のレコーディング・キャリアを記念してのベスト。初期ティン・パン・アレー参加の未発表ヴァージョン(3)や、リトル・フィートを敬服させた(4)など、初期録音の躍動感が素晴らしい。ピアノが暴れる曲が、もう少し収録されてもよかった気はするが。
モス・エリキシルモス・エリキシル
イギリスのアンダー・グラウンドなロック詩人の96年のアルバム。ルー・リードや、本人が敬愛するシド・バレットとイメージがダブる部分もあるが、音楽の個性は強く、存在感は十分。オーソドックスなギターの弾き語りとサイケなアレンジの相性が不思議なほどいい。