1997年12月17日発売
ライヴ・ズナフライヴ・ズナフ
シカゴ出身のハード・ロック・バンドの初のライヴ。適度にポップで愛嬌のある短いピアノのインストもあるなど、楽しそうなステージの様子が浮かぶ。影響を受けたビートルズの(12)(13)をカヴァーしているのも聴きものだ。初期の曲中心で未発表曲も収録。
ブリュープリンツブリュープリンツ
アコースティック・アルバムの第2弾は、gとvoにとどまらず、弦もありのフル・バンド編。(3)などのビートルズ的なポップ・センスは彼のソロの楽しみ。ブリューが書いた制作日誌風ライナーがギターと同じに饒舌で面白い。(4)(6)は国内盤のみの収録。
松山千春 グレイテスト・ヒッツ松山千春 グレイテスト・ヒッツ
ポニーキャニオン時代の“初期の松山千春”集めたベストもの。今、改めて聴くとアレンジが古い。20年くらい前だとこんなものか。ヒット曲(2)(3)(17)をはじめ、全体に湿り気が強いのだけど、70年代後半のニューミュージックってこんな感じだったっけか?
1812年序曲〜オーケストラ・スペクタキュラー1812年序曲〜オーケストラ・スペクタキュラー
「1812」もマゼールが振るとこうなる。第1級の娯楽に仕立てながら隅々まで音楽が立っているのだ。当然のようにカノン砲の実音は左右交互からぐゎんぐゎんと轟き渡り、別誂えの鐘や軍楽隊まで参戦。さてはあんさん、現代のストコフスキーでんな!