1998年10月発売
ベスト・オブ・フィル・コリンズベスト・オブ・フィル・コリンズ
新録のC.ローパーのカヴァー(2)を含むベスト盤。収録曲の半分以上が米No.1ソングという実績も凄いが、個人的には顔は三枚目、だけど歌うと二枚目となるフィルならではのキャラクターに拍手したくなる。枯れ葉舞い散る季節に相応しいベスト盤だ。
プライバシープライバシー
ヒップホップやR&Bを積極的に取り入れたフランス人アーティスト、オフェリー。アンダーズ・バックを始めとする大物プロデューサー陣との絶妙なコラボレーションによりグッド・センスな一枚に仕上がっている。透明感のあるソフトなR&Bといった感じだ。
インド・ジャズ〜スィート&フュージョンインド・ジャズ〜スィート&フュージョン
テイ・トウワの新レーベルからリイシューされた、なんともケッタイな60年代作品。インド楽器のプレーヤーもいればヨーロピアンなハープシコードも入るコスモポリタン・ジャズ。教育テレビの語学講座のBGMに使いたくなるような曖昧な不思議さで????
ダイアリーダイアリー
国府弘子の新作は、八尋洋一(B)、村石雅行(DS)というトリオを中心に、曲によってゲストが参加するという形でレコーディングされている。気心の知れたメンバーたちとの会話が、リラックスしたムードを作り出している。なんとELPの「タルカス」のカヴァーにビックリ。
Cool Resistance in the BedroomCool Resistance in the Bedroom
男性トリオ・バンドのデビュー・アルバム。しかし、サウンドはバンド・サウンドではなく、フィリー&シカゴ・ソウルの要素がたっぷりと感じられるものになっている。ヴォーカルも含め、リズムだけでなく感情も含めた“揺れ”が感じられるところが魅力。