1999年10月6日発売
RailRail
大阪出身の新人バンドの1枚目。非常によくできたデモ・テープを聴いている感じで、磨けば輝く原石といった可能性を随所に感じる。幾分言葉が空回りしているきらいがあり、やはり(8)のバラードのように歌詞が譜割り通りにのっている方が聴きやすいかも。
毒気毒気
ポケモンの映画などで声優をやってる人のようですが、シンガーとしてはこれが初CD。爆裂パンク、あやしいロカビリー、ヘロヘロのアニメ主題歌風、など、陽気であほでよーわからん異次元世界が全6曲。ファンの方限定仕様ですな。
至上のルチア至上のルチア
佐藤美枝子がチャイコフスキー・コンクールに優勝したニュースは近頃ない驚きと喜びであった。本選で歌った「ルチア」以下モスクワで披露した曲からは比類ない実力がひしと伝わってくる。この高音を聴くだけでぞくぞくするような興奮を覚えることうけあいだ。
ブラッドサーストブラッドサースト
過激なジャケットがデス・メタル然としたムード満点の米デス界の大御所による7作目。同種のバンドの中にあって彼らは技巧派として知られ、ノイジーである反面、曲構成がシャープに光る。ギターのリフやリズムが巧みに折り重なった音のダンゴが圧巻。
深愛深愛
各々ミュージック・シーンで活躍する彼らの3曲入りマキシ・シングル。切なくはかない大人の世界から見た詞と、さすが筋金入りミュージシャンと思わせる弾きまくりのプレイに圧倒されます。ベースにはValentineD.C.のJunを起用。
われ唄う故にわれ在りわれ唄う故にわれ在り
ダッジバンをフィーチャーしたジャケットもカッコいい、男女ユニットのファースト・アルバム。スムース&メロウなサウンドは、汗臭くない程度にソウルフルでそこそこポップ。また、ホーンを効果的に取り入れるなど、ブラック・ミュージックをうまく消化している。