1999年4月発売
93BEST9793BEST97
共同プロデュースにUnited Future Organizationを迎えているだけあって、音楽性のセンスは多彩かつ抜群で、マニアックながらも気持ち良い耳障りをキープ。マーキュリー時代5年間のベスト・セレクション盤、ってことは移籍ですか?
BelieveBelieve
L●Rの黒沢兄弟の弟の方、秀樹のソロ。Dr.Strange Loveの長田進と本人の共同プロデュースで、当然ながらビートルズ臭の強いシブ〜いポップスを淡々と披露。押しが弱いようで実は強そうな弟、秀樹のキャラクターがじわじわ伝わる。
アンダー・ア・ヴァイオレット・ムーンアンダー・ア・ヴァイオレット・ムーン
ディープ・パープル、レインボーの主要メンバーだったリッチー・ブラックモアのアコースティック・プロジェクト第2弾。ユニットのテーマともいえるピュア・ルネッサンスとロックとの融合は、このCDのなかで十分に消化され、聴き手を穏やかな夢想感へと誘う。
光について光について
今やグレイプバインの代名詞ともいえる、切なさ爆裂のキャッチーな亀井節が冴えわたるタイトル曲ほか3曲入りのマキシ・シングル。UKタッチなリミックス曲こそが、実はいなたいソウル・ロックが根底にある彼らの本質を明確に描いている気がする。
小さな丸い好日小さな丸い好日
その容姿からは予想できない、芯のあるロックな歌声にまずびっくりさせられる。歌い方も、ヘヴィな恋愛の詞も、一番近いキャラクターは、最近なら椎名林檎だろう。そして自分の世界をしっかり持っているだけに、どの曲もパワフルだ。⇒★aiko特集★をチェック!
XLXL
かなりザックリとした音に仕上がったアルバムだ。生音重視から打ち込みベースの音まで、その手法はさまざまながら、全体を通して伝わってくるのが、骨っぽくワイルドなギター・サウンド中心のロックということ。より躍動的スタイルへ近づいたオリラヴがいる。