1999年6月23日発売
MINAKOMINAKO
《RCA名盤選書》シリーズの1枚。RCAレーベル第1弾、75年発表作品。佐藤博のアレンジも秀逸だが、なんといっても「わたし」や「チャイニーズ・スープ」などで聴かせるヴォーカルが圧巻。
FLAPPERFLAPPER
吉田美奈子の代表作といえる76年4月発表のアルバム。矢野顕子、細野晴臣、大滝詠一、山下達郎らの曲を、作曲者の求めるヴォーカル・スタイルで歌っているようで、それだけバリエイションのある構成になっている。ちょいと笑いをさそうところもある。
TWILIGHT ZONETWILIGHT ZONE
全曲、自作曲を聴かせる77年発表作品。ヴァリエーション豊かな『フラッパー』に比べ、サウンドも一本筋の通った統一感が素晴らしい。プロデュースも本人と山下達郎が担当している。
グレイテスト・ヒッツ 1962-1987グレイテスト・ヒッツ 1962-1987
「恋よ、さようなら」をはじめ、バート・バカラックの幾多の名曲のオリジナル・シンガーとして知られるポップ・シンガーのキャリアを集大成したベスト盤。ジャケはありきたりだが、セプター、アリスタなどレーベルを超えた選曲は“究極”にふさわしい。
ショパン:バラードショパン:バラード
ショパンのバラード4曲はドラマティックで緊迫感に富む作品だが、今回のスタジオ録音に聴くキーシンの演奏は、必要以上に突き詰めたあるいは自分を追いこんでいるような深刻な印象がやや強い。その後「子守歌」での安らいだ表情にはホッとするが……。