1999年7月14日発売
瞬時にソールド・アウトとなった3枚の超限定12インチ・アナログに収録されていたリミックス音源の数々をCD1枚にパッケージ。豪華リミキサー陣によるヘヴィ・ダブの応酬は、安っぽいデジタル・ロック勢が裸足で逃げ出すくらい迫力十分だ。
リツコと読む。海と太陽をこよなく愛しているそうで、本デビュー作の12曲のすべてに描かれるのは、夏の恋愛シーン。音も夏向きで、大人っぽいポップスとバラードだ。1曲ごとに彼女のコメントが書かれているのもいい。(4)(7)(12)に富田京子が詞を提供。
めんたいビートという言葉も久しく聞かないが、福岡が西のロックのメッカであることは間違いない。そんな福岡発の実力派バンドが満を持してのデビュー。スライダース似のルックスもイケてる。音は華のあるグラム・ロック路線で、少々くぐもった声がセクシー?
98年はベスト盤やソロ活動が目立った彼らだが、兄弟仁義と題した(?)本作では、がっちりと息のあった絆の固いところを見せつけた。軟弱なシーンに喝を入れるべく熱いロック魂が炸裂するなか、(8)ではウィッシュボーン・アッシュの味わいが泣かせる。
ミスタ、クレオパトラ、テヴィン・キャンベル、ブラクストンなど、今をときめくR&Bの編集盤。雑誌『blast』の企画というから、そのセンスは抜群。可愛いR&Bの曲を集めたというだけに、甘くドリーミーな選曲で迫ります。ドライヴにもどうぞ。
音楽的に非常に濃密な楽曲たちが、ナデナデしたくなるほどの愛くるしさをまとってる。矢野顕子、種とも子以来の奇跡。魔法をたっぷりまぶしたセカンド・マキシ。ひっそりとひとりで音と戯れることの至福。これを聴けばきっと訪れる。★
“心に翼をもった男たち”が今年のメイン・テーマのSMAP。作家陣を大幅に入れ替え(平成のオフコース、キリンジ兄も参加)、新境地も開拓した。(3)ではDragon Ashばりのラップを披露。耳慣れた(4)のほかでは、特に(5)がヴォーカルの表現力が活きている。