2000年3月23日発売
硬派路線のイメージの強い本シリーズVol.4は、女物ばかりを集めたベースの歌姫特選集。80年代ポップ・ヒッツをパクったアッパーな曲が多いし、男顔負けの迫力あるラップやお色気もバッチリ。ブンブン低音も程よくカップルでも楽しめそう。
NY在住の日本人女性2人によるユニットのファースト・ミニ・アルバム。この後、フル・アルバムが登場する予定だ。サンプリングとパンキッシュなヴォーカルとのミス・マッチはなかなか刺激的。時にビースティー・ボーイズを思わせる攻撃性もある。
コナー・オバーストという20歳の青年によるソロ・ユニットの最新アルバム。フォーク、オルタナティヴなどをベースに、ノイズをサウンド・コラージュした音。歌声の存在感がスゴイ。
昨年11月の日本デビュー盤の再発。実際は98年10月に発売となったセカンド・アルバムで、ニュートラル・ミルク・ホテルやオブ・モントリオールのメンバーが参加したことで話題に。
都内のクラブ・シーンで活躍する史上最強・最凶・最狂のヒップホップ・グループが参加したコンピレーション。クールでヒップなバック・トラックは向こうのハードコア・ラップに引けをとらないものの、ライム聴いても何が言いたいのかよくわからん。
ADFは、今日的な音楽性のなかにUKエイジアンの意識を投影させる要注目のグループ。これは、95年のファースト・アルバムで、民族の血と生音+ブレイクビーツ系の要素を高次元で合体させている。強い意志が感じられるだけでなく、音作りも秀逸。★
長いキャリアを誇るアイズレーズのワーナー移籍第1弾、85年発表作品の日本初CD化。スティーヴィー・ワンダーやフィル・コリンズのカヴァーも収録された甘くメロウなナンバーが満載。
R&Bとポップスを柔軟に行き来し、多くのヒット曲を生んだディオンヌのワーナー音源の世界初CD化。ライト・メロウな楽曲群と彼女らしいグルーヴ感が心地好い。77年発表作品。
待ちに待ったバレンボイムによる初のベートーヴェンの交響曲全集。近年ますます円熟味を増すバレンボイムがベルリン・シュターツカペレを得て、巨匠の芸を如何なく発揮した風格ある6枚組。
コンピレーションとしては異例の大ヒットを記録したシリーズの最新作。ユーザーからの声をいち早く取り入れて、リクエストに応えるかたちでリリースとなった。ゴスペルで癒しを。