2002年11月7日発売
グールドと言えば「ゴールドベルク」。この曲を、この人の演奏で初めて聴いてしまった不幸な聴き手(筆者)は、彼の孤高の美的宇宙から逃れられない身体となったまま。アウトテイクやインタビュー、評論も嬉しいが、2種類の録音を聴き比べるだけでも満足。
60年代から90年代まで、あの時口ずさんだ懐かしいメロディたちが大集合! 時代を超え、いつまでも色褪せないフォーク&ニューミュージックの名曲66曲を4枚のCDにまとめた大全集。
大阪を中心に活動する4人組のファースト・ミニ・アルバム。ちょっぴりコケティッシュで表情豊かな女性ヴォーカルとエッジの効いたギターのコンビネーションは、荒削りだが初期のU2のような吸引力がある。ポップなメロとシンプルなロック・サウンドもよい。
彼らが在籍していたANTINOS RECORDSからリリースされるベスト・アルバム第2弾。今回はメンバー自身が選んだ“裏ベスト”という内容。未発表曲3曲の収録もお見逃しなく。
鹿児島在住の3人組ロック・バンドのファースト・アルバム。インディーズ出身というと、圧倒的にパンクやスカが主流だが、彼らはまだ若いはずなのにかなりメロディアスなロック好き。スタレビやイエモンのファンの人なら、心に響いてくるだろう。もう少し楽曲の振り幅が出ると尚良いだろう。
90年代初頭から活動しているLAのブルー・バード。元AMENのギタリスト、ポール・フィグを5人目に加え、待望の2ndアルバムを制作。独自のユニークなロック・サウンドが炸裂する。
ソロ作品としては実に6年ぶり。ディズニー映画の座付き作家として十分成功していることを思えば、妥当な間合いといったところか。安定感のあるポップスを提供することにかけては保証済みの人なだけに、「イントゥ・ディープ」級に不穏な曲が1曲でいい、ほしかった気も。