音楽むすび | 2002年11月7日発売

主に“団塊の世代”が小・中学校で聴き、歌った思い出の曲を、安田姉妹のサウンドで再現したアルバム。そのまま女声合唱できるアレンジの4作品を含み、聴いて楽しむだけでなく実用性も高い。

東芝移籍後のシングルを中心に、エピック時代の4曲のリ・レコ＋本人新録(11)というベスト盤。クセのない歌唱でより透明感を増す唄声が、どんなタイプの楽曲でも彼女自身の“色”を鮮やかにする。無駄な力みからくる押しつけがましさが微塵も感じられないところが都会の味です。

タイトルどおり、デビューから8年間在籍したエピックレコード時代の音源から19曲をセレクトし、年代順に収録したベスト盤。89年にアナログ盤で発売されたインディーズ盤に収録されていた2曲や、デビュー作に収録されていた3曲など貴重な音源も。

デビュー・シングルの限定盤は発売日には予約がいっぱい、気づいた時には入手困難と、予想以上の人気を示した彼女の2作目。この別ジャケットの限定盤も予約殺到間違いなし!

一連の激重勢のなかで個性を主張し得た数少ない勝組のひとつ。アン・アーバー出身4人組の2年ぶり2作め。叫びと硬いノイズが暴れる複雑な展開が不可思議なからみでうねりを作り、ヴォーカル・ハーモニーとの反応で壊れたアリス・イン・チェインズといった趣を生む。★

95年のデビュー以来、地元オーストラリアで絶大な人気を持つロック・バンドのベスト盤。あらゆる音楽を吸収し、自分たちのサウンドを創り上げている多様性が凄い。しかも実にセンスよくまとめられている。4枚のアルバムでこれだけ変遷するとは見上げたもの。