2002年11月発売
ピアニスト兼作曲家のソロ・アルバム。自作曲はもちろん、懐かしいTVドラマのテーマ(2)やクラシックの(6)、果ては筋少の(7)までを取り上げほとんどピアノだけで表現するテクニックとアレンジのセンスに脱帽する。自作の曲では、シンセの音色も美しい(5)がよい。
J-WALKの記念すべきデビュー・アルバム。1stシングル「JUST BECAUSE」をはじめ収録曲のすべてが“J”で始まるというこだわりの1枚。熱き男たちの原点がここにある。
北欧産メタルの中でも骨のあるサウンドを得意とする彼らの3作目。ロブ・ハードを思わせる金属っぽいヴォーカルも勢いに乗り、ジューダス・プリースト風の楽曲が目立つ。それにシンセが加わるのが彼らのスタイルであり、醍醐味。聴き応えは十分。
元マジェスティックのシンガーらを中心とした彼らの2作目。ということでネオ・クラシック的サウンドから、アグレッシヴなハード・ロックに方向転換を図った意気込みがオリジナリティを際立たせる。小気味の良いギターに灼熱系の歌声が心地良い。
才能豊かな女性ピアニストが続々とデビューを果している。この作品の野本もそんなひとりだ。まだスタイルは固まっていないようだが、何でも吸収してしまう柔軟さが魅力である。もう少し冒険をするようになれば、さらなる個性を獲得するに違いない。
伸びやかな石上久美子のヴォーカルには愛嬌があり、「ばってんよか男」でその歌声が生かされている。演歌パターンの曲から一転、「北の国から2001」では寂しげな表情を微妙な演歌コブシで聴かせる。「津軽のおとこ前」のアレンジの奇抜さは大喝采もの。
制作・出演
アレックス・フォスター / ザ・マンデイ・ナイト・オーケストラ / ジョン・クラーク / デイヴ・バージェロン / トム・マローン / マイルス・エヴァンス / ルー・ソロフ / ロジャー・ローゼンバーグギルの生涯をつづった物語の断片が聴こえてくる。これは黒人ジャズの核に、ピューリタン的に清貧なひとりの白人音楽家が、幾何学的思想を持ち込んだシンフォニックな画像なきサウンドトラックといえるかもしれない。88年に亡くなったギルを蘇らせたゴールドスタインの手腕は高い。