2002年6月26日発売
空想X空想X
chappieのプロデュースで注目されたパル・アット・ポップこと高野健一のニュー・シングルは98年にリリースされたデビュー曲のセルフ・カヴァー。透明感のある爽やかなモダーン・ポップ。合間に挿入される女子高生(?)のトークが妙にリアル。でもメッセージは教条的。
エクセキュートエクセキュート
「ヤワな2ステップやUKガラージに中指立てろ」とばかりに“アップ・ミドル・フィンガー”で鮮烈デビューを果たしたイギリスの若造ユニット。少々うさん臭い気もするが、緻密で性急なビートに荒々しいラップが乗るというスタイルは、確かに新鮮。
ザ・ウィリーズザ・ウィリーズ
長年、自己の内の「アメリカなるもの」を追求してきたギタリスト、フリゼールが、正面切ってカントリーやブルーグラスに取り組んだアルバム。バンジョーとベースとのトリオ編成だが、彼らの阿吽の呼吸はヘタなジャズCDよりもはるかにジャズらしい。
幾つになっても甘かあネェ!幾つになっても甘かあネェ!
巷のショボクレ・イメージとは正反対、どうしてこんなに元気なの? と言いたくなる団塊世代R&Rの代表がエンケン。年齢を重ねるにしたがってスピード感が増し、頭の血管が切れそうなくらいリキ入ってます。今回はバックも50代が顔をそろえ、迫力倍増の世界が展開される。