音楽むすび | 2002年8月21日発売

ニコラーエワ門下のルガンスキーも早30歳。他を圧倒するテクニックやタッチの強靱さは相当なもので、ここでは更に、ラフマニノフのノスタルジックなロマンティシズムへ過剰に没入しないバランスのよさがスマートでもある。2002年11月の来日を記念してのリリース。

マッティラの柔らかで優しい歌声は、ウェーバーなどのドイツのロマンティックなオペラにぴったりだ。ベートーヴェンでも情感豊かで魅力的な歌唱を聴かせてくれる。コリン・デイヴィス&ドレスデン・シュターツカペレのサポートも素晴らしい。

3作目。バンドとしてのスケール感が増し、デジタルと人力との協調がドラマティックでより深みのあるサウンド世界を聴かせる。しかも、まだ7割方の力しか発揮していないような余裕すら感じられるところがまた恐ろしい。琴線に絡みついてくるようなヘヴィ・ロック作。

テルデックやエラートの名演が廉価で楽しめる《ワーナークラシック2CD名盤選》。80年に西ドイツで結成されたトリオ・フォントネによるモーツァルトのピアノ三重奏曲全集。

テルデックやエラートの名演が廉価で楽しめる《ワーナークラシック2CD名盤選》。フランスを代表するクァルテット、ヴィア・ノヴァ四重奏団によるシューマンの弦楽四重奏曲全集。

テルデックやエラートの名演が廉価で楽しめる《ワーナークラシック2CD名盤選》。ケラー四重奏団によるチャイコフスキー全集。六重奏曲ではカシュカシャンやペレーニも参加。

テルデックやエラートの名演が廉価で楽しめる《ワーナークラシック2CD名盤選》。バルトークの弦楽四重奏曲全集の代表的名盤の一つに数えられるケラー四重奏団による演奏。