2002年9月26日発売
2001年10月17日、赤坂のB♭で収録されたライヴ。情感のほとばしる歌唱と、哀切に満ちた声のすばらしさがリアルに伝わる。ときに音程が不安定になるところさえもかえって魅力的に感じさせる、ジャズ・ヴォーカルの枠を超えたワン・アンド・オンリーの“歌”だ。★
NY在住にして30歳の日本人ピアニスト、百々(どど)の本格的な本邦デビュー作品。リリカルな中にハイ・テンションな輝きを見せる骨のある演奏から、NYを生き抜く百々の意気込みが伝わる。流れるようなフレージングと美しい音色は人気を集めそうだ。★
ヴェルディ、プッチーニ、マスカーニ、ドニゼッティらのイタリア・オペラの巨匠たちがこんなにチャーミングなピアノ曲を残していたとは! 『ボエーム』の「ムゼッタのワルツ」の原曲がピアノ小品だったとは! とにかく楽しい1枚。BGMにも使える。
オペラやクワイアーを盛り込んだドラマチックなイタリアン・メタル・バンドの2作目。今作も濃厚で起伏に富んだ大河ドラマ的パワー・メタルが全開! 1066年のヘイスティングの戦いをメイン・テーマにサントラ的効果も盛り込んだ勇猛かつメルヘンティックな逸品。
アメリカのトリプル・ギターの6人組による、自主制作盤に続く世界デビュー作。スラッシュ・メタルの伝統を受け継ぎ、そこに現代メロディック・デス・メタルの手法をミックスさせた方向性はなんともドラマティック。日本のみ自主盤から1曲ボーナス追加。
「今、ジャズはパリだ」の打ち出しでスタートした新レーベルの第1弾で、香取良彦とセシリア・スミスとの2台のヴィブラフォン・プロジェクトのデビュー作。意表を突く編成だが、好選曲と好編曲も手伝い、軽快ながらお洒落で切れ味の良いジャズが出現。
平井堅、CHEMISTRYでも知られるプロデューサー、松尾“KC”潔が参加、全曲メンバーが作詞・作曲で臨んだ2002年9月リリースのアルバム。CHEMISTRYや古内東子もゲスト参加、“SOS”の代表作にふさわしい仕上がり。
キッド・ロックの片腕として代表曲のほとんどを共作するアンクル・クラッカーのソロ第二弾。カントリー、ソウル、ラテンといったルーツ音楽をオルタナ風味で仕上げた作品だけに、オールド・ロック世代が、ラウド・ロック世代と一緒になって楽しめる一枚と言えるかも。★