2003年10月29日発売
別れの曲別れの曲
先刻お馴染みとはいえ、やはりその音に耳が奪われてしまう。クリア・エッジにきらめく音色。ここまで出るかというほど強靱な打鍵。そして直裁に切り替わる運動のエモーション。だが実は、そのワザの合間にふいと精緻がコボレて情が彷徨うそのユレが魅力のヘソだ。
グレゴリアン・チャント・ベストグレゴリアン・チャント・ベスト
西洋音楽の源泉とも言うべきグレゴリオ聖歌。中世の歌唱法を伝承するシロス修道院の修道士たちによる歌声は粛として響き、現代の喧騒をしばし忘れさせてくれるだろう。ソレム唱法の甘美な陶酔こそないものの、均整のとれた端正な美しさには普遍的価値がある。
マレーネ・ディートリッヒのすべてマレーネ・ディートリッヒのすべて
2003年11月公開予定映画『マレーネ・ディートリッヒの真実』に合わせたベスト盤。初吹き込みからご存知「リリー・マルレーン」など代表曲まで、数あるベストの中でも最多の25曲を収録。
キープ・バンギン・オン・ザ・ウォールズーASIAN DUB FOUNDATION LIVE TOUR 2003-キープ・バンギン・オン・ザ・ウォールズーASIAN DUB FOUNDATION LIVE TOUR 2003-
NEWSpeakersNEWSpeakers
19の頃とは完全にモデル・チェンジした、いちミュージシャンとしての裸のロック・アルバム。これがセカンドだが、ファーストよりもさらに音がトンガり、ざっくりと粗く、ねばりつくようなヴォーカルはさらにパーソナルな世界へ。歌詞の異様な重さが痛くて怖い。
My memory/最初から今までMy memory/最初から今まで
自身のレギュラー番組にゲスト出演したことがきっかけとなり、久々のシングルで尾崎亜美のプロデュースが実現。異色の組み合わせによる大人のポップスが聴ける。番組のエンディング・テーマにも決定。