2003年3月5日発売
知的障害者のパーカッション軍団を中心に結成されたロック・バンドの1stアルバム。元ブルーハーツのドラマー、梶原徹也プロデュース、長嶋茂雄が2曲にコーラス参加する話題の1枚。
70年代、ジャパニーズ・ロックの雄だったCOOLSとCOOLS&COOLS ROCKABILLY CLUBのベスト盤。ポップな50'sロックの質感たっぷりに展開していくノリの良い楽曲にあらためてリスペクト。パンクがメジャーではなかったこの時代ならではの楽曲的弾けぶりがグー。
女性シンガーをフィーチャーしたオージー・バンドの最新作。キーボードを配したネオ・プログレのムードが漂う、ミステリアスかつファンタジックな作品に仕上げている。加えて、元ロイヤル・ハントのD.C.クーパーもゲストで参加、マニア心を刺激する一作。
これまでに2枚のアルバムを発表、マニア層に支持を拡大しき来た独メロディアス・ハードの3作目にして本邦デビュー作。(7)など胸をキュンと締め付ける哀愁メロディをさりげなく取り入れ、ちょっぴりドラマ性をも感じさせる叙情メタルが満喫できる。
発売元
ユニバーサルミュージックペルトが70年代に確立したティンティナブリ様式の2作品を複数のヴァージョンで収録。録音には作曲家が立ち合い、新解釈が施されたという。音を切り詰めた静謐な空間に心が浄化されていくような印象だ。なお(1)&(5)は演奏者のスピヴァコフに献呈された曲。
レゲエやジャズのテイストも取り入れ、さらには初めてピアノまで持ち込み築いた新風景は、これまでになくバラエティ豊かな楽曲が集結。それでいて散漫になることはなく、アルバム全体でもって一編の映画のようなストーリー性を感じさせてくれるのは見事。★
オーケストラをバックにしたカーペンターズ・アンソロジー全11トラック。カレンの繊細さを秘めた力強いヴォーカルとは対照的な、柔らかく優しい唄い方でカーペンターズの世界を再構築している。こういう解釈のほうが、ひょっとして、日本人の心情にはハマるのかも……。
世の中の情勢が破壊や戦いへ傾いている時代の中、のほほんと生きている僕らだって、心の中では葛藤を覚えている。そんな対岸の火事とは思いたくなくともそうならざるを得ない日本人の心の内側を、グサッと鋭く抉り取った楽曲だ。情けない奴ほどこの歌が心へ刺さるだろう。
ブリティッシュ・ロックの至宝的音源を多く所有するデッカ(&デラム)のアンソロジーが登場。1967〜75年にかけてレーベルに残されたプログレを中心に編集。ヒット曲や未発表音源も充実。
ジャムマスター・ジェイ追悼の意を込めつつ、ヒット曲としてのヒップホップの可能性を再確認するランDMCの大胆カヴァー。実兄・ZEEBRAにもどこか似通う線の太いラップと、ゲストのSORAことRIZEのJESSEとのかけあいがハマッてる。