サウンドの要、ウェス・ボーランド(g)の脱退といった苦難を乗り越えての最新作。巷の評判はいまいちのようだが、決して悪い作品ではない。確かに新しい方向性を模索中といった感は否めない。だが、名誉の撤退よりも傷だらけの前進を選んだ姿勢は高く評価すべきだ。