2004年10月27日発売
ピアノ・トリオをバックに、カウント・ベイシー楽団の歴代スター・トランペット奏者3人がジャム・セッションを繰り広げる、という内容で、東京での来日公演の様子を収めたライヴ盤。3人の熟練のワザ、味わいのある歌心はもちろん、名手ハンクのピアノも魅力十分。
TVパーソナリティとしても活躍する韓国の大物歌手、キム・サン・ヒーがスタンダードを歌い綴った95年の傑作アルバム。訪韓した重鎮ジャズメンをバックに、歌姫らしい名唱を披露する。
ハワイを代表するジャズ・シンガーの本邦デビュー作。マーヴィン・ゲイやサンタナのバックを務めたというが、正統派のジャズ・ヴォーカルを聴かせる。黒人特有の粘りもあるし、乗りもご機嫌。バックのピアノ・トリオもいい。思いもしない拾いものだ。
84年4月8日、来日公演の合間に東京アバコ・スタジオで収録された音源の世界初CD化。ミルトの流麗なヴィブラフォンに、レイのモダンなジャズ・ベースが絡む。サイドマンの域を超えてシダー・ウォルトンとミッキー・ローカーのプレイも光る。
ナラダ・マイケル・ウォルデンと共演をしたことがあるという滴草由実のセカンド・アルバム。音楽性はR&Bのテイストのポップスという感じで、自然体の彼女の歌が印象的だが、各トラックのアレンジも実に凝っており、いろいろな側面から楽しめる作品である。
ミラノのライヴ・ハウスでジャズを耳にしてヴォーカリストを志し、NYに渡ってパット・メセニー・グループのフィリップ・ハミルトンと出会い歌唱法を身につけて帰国した新進ジャズ・ヴォーカリストの1作目。ジャズだけでなくポップスのスタンダードをウィスパー・ヴォイスで披露。
復活メガデスというより、メガデス名義のデイヴ・ムスティンのアルバムだろう。だが昔からデイヴ=メガデスであるから、音が様変わりしたわけではない。ワンマン体制に戻って自身のアイデンティティを貫くことで、トゲのある知性が形になった。
5人組ヘヴィ・ロック・バンドのデビュー・アルバム。デス系絶叫ヴォーカルでゴリゴリ押しながらも、突如琴線にふれる美しいメロディが出てくるなど一筋縄ではいかないサウンドが聴ける。