2004年11月発売
高橋真梨子(当時は高橋まり)が在籍していたペドロ&カプリシャスのベスト盤。ラテン・ムード歌謡と言うべき独自のスタイルは今もって新鮮。「五番街のマリーへ」「ジョニーへの伝言」のほか、初代ヴォーカルの前野曜子が歌う「別れの朝」(72年)も収録。★
指揮者としての本格的な活動を開始したペライア。弦楽合奏版の四重奏曲の指揮で豊かで広がりのある響きを聴かせる一方で、ソナタでは、自身も校訂に参画した新しいクリティカル・エディションの初演を弾く……。ペライアのアクティヴな活動を刻印した注目盤。
現代フレンチ・ポップの代名詞として日本でも絶大な人気を誇るクレモンティーヌの究極のベスト盤。92年から2002年にかけての代表曲の中から厳選した珠玉の作品集で、タイアップ曲も盛りだくさん。
No.1ティーン・セレブ、マンディ・ムーアの10代の軌跡を1枚に凝縮した初のベスト・アルバム。3枚のオリジナル・アルバムからはもちろん、出演・楽曲提供した映画のサントラからも収録。
発売元
キングレコード株式会社現代音楽の演奏での評価が高いケラスが、ハイドンのニつの協奏曲と18世紀前半に活躍したモンの協奏曲をフライブルク・バロック・オーケストラとともに録音した。ケラス、オケともに、作品にふさわしい典雅で生き生きとした音楽を奏でている。
アニマ・エテルナと共に、常に刺激的な演奏を繰り広げているインマゼールによるハイドン。ハイドンには比較的珍しい短調の交響曲と、自身が独奏を受け持ったピアノ協奏曲という興味深いカップリング。
発売元
キングレコード株式会社いかにも小回りの利かなさそうなトロンボーンを駆って古典コンチェルトの小気味良さを聴かせてくれる。語源を辿れば“大型トランペット”となる歴史ある楽器ながらも名手の不在から日陰の身(?)。200年前の名手のための作品を現代の名手が再現した。
アコーディオンにヴィオラという楽器の音の魅力を知悉した仕掛け満載。耳の関心と知的興味を両立させ、じっくりと音の深みに引き込んで聴く愉しみを満たしてくれる津々脱帽の逸品。古楽で蒼色に染まりアコーディオンで情動惻々相貌を変えるバッハ。うーむ。★