2004年1月発売
スピンスピン
ネオ・アコ・チックなイントロで始まる「火星のように 月のように」からスタートする全8曲。ポップでいながらただのノーテンキな明るさやはじけ方では終わらない、サイケで少しひねくれた感じもあり。これぞブリティッシュ・ポップといった作品。★
山登松和 箏の世界山登松和 箏の世界
山田流筝曲の創始者、山田検校による曲で構成。江戸中期の流行り歌を取り入れた「江の島曲」は、貝尽くしによる語呂あそびとなっている歌。ホトトギスの初音を聞くために隅田川を夜を徹して上る「ほととぎす」など、江戸期の洒落た風情を伝える演奏だ。
宮下 伸 箏の世界宮下 伸 箏の世界
30弦箏を開発した宮下伸の自作自演集。30弦によって豊かな低域を獲得し、表現力を飛躍的に拡大、同時に新たな奏法の開発につながった。その楽器の魅力をたっぷりと味わえる。
義太夫三味線 鶴澤清治の世界 -道行ー義太夫三味線 鶴澤清治の世界 -道行ー
義太夫三味線の美味しいところばかりを聴けるダイジェスト構成。語りの伴奏楽器として機能している太棹三味線だが、音量といい音色といい、表現力は抜群のもの。どこかで聴いているはずの「道行」「野崎」などに、オーケストラとの共演「狐火」なども収録。