2004年6月発売
発売元
日本コロムビア株式会社フジテレビのアナウンサー軽部真一と高嶋ちさ子のコンビによるコンサート“めざクラ”シリーズのベスト。メドレー・ナンバーで構成され、クラシックの美味しいところだけ聴く“めざクラ”らしい企画。新録音のSMAPのヒット曲によるメドレーも収録し魅力倍増。
女性津軽民謡歌手の第一人者、福士りつの名盤『福士りつ津軽民謡集』が復刻CD化。最盛期の名唱を収録して貴重であり、現在でも手本となるアルバムだ。故・山田千里の三味線も素晴らしい。
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日本コロムビア株式会社99年に鬼籍に入った島唄の名人、嘉手苅林昌がコロムビアに残した録音を2枚組に編集。75〜76年に制作された貴重なもので、初CD化音源も多数収録。三線と歌声がじわじわと胸に染み入る。
東京のクラブ・シーンで活躍、数々のイベントを成功させてきたDJ、小林径によるコンピレーション・アルバム、ビクター編第2弾。クールな選曲が人気だ。
全員20代前半の5人組ヒップ・ホップ・チーム、ドーベルマンインクのサード・アルバム。サウンドなどの印象はかなりハードなテイストがあるけど、どこかポップでキュートな感覚もあって、そういうところがコンテンポラリーな感じ。
イタリア出身のヘヴィ・メタル・バンド、ラプソディのミニ・アルバム。シンフォニック・メタルの新たなる歴史を拓く作品。名優クリストファー・リーがナレーションで参加している。
イン・シンクやマドンナのリミックスほか、数々のサントラも手掛けるUSトランス界の重鎮によるアルバム。緻密なプログラミングとダイナミックな構成は相変わらず。ガンズの面々やイン・シンクのJC・シャゼイなど、豪華ゲストも多数参加している。
昭和モダン歌謡の名曲だけにオリジナルの雰囲気から逃げきれないところはあるが、それほど気にならない。造りこんだ唄い方ではなく、自然な持ち味で消化しているところに実力の片鱗がうかがえる。アルバムでどんな選曲、唄い方をしてくれるか楽しみ。
若手演歌歌手、山内惠介のアルバム。戦後の名曲や、ファンからのリクエストによる楽曲も含んだ、珠玉のカヴァー・アルバム。実力派にふさわしい歌唱力を味わえる。
結成11年目の作品はVERBALや斉藤和義といった豪華ゲストが参加。楽しさの密度の濃い饒舌なトランペットは、肉体の躍動も引き寄せており、心と体の両面で感じさせる。横浜市立港商業高校吹奏楽部とのコラボレーションは意味としての音の大きさで圧巻の一言。
2003年のフジロックにも出た6人組のデビュー作。パワー・ジャズとも言うべき演奏でハードコア・バンドみたいな押しの強さもあり、その上アジテーションや語りも入る。一方でしっとりと聴かせるラテン風味も含み、洗練された粋なセンスをもつ。面白い。
「イタリア」の第1楽章におけるやや遅めのテンポ設定といい、第2楽章で低弦が奏で上げる悠々たる足どりといい、確かな主張を貫きつつ、歌心を湛えた演奏が展開されている。弾き振りのレスピーギでは、チェロ独奏の美しさと悠然とした歌い口が印象的だ。
スタンダード集。持ち味である朗々たる歌唱と、曲によってはストリングスも含むふくよかなサウンドが合い、ゴージャスな印象。哀感漂うガット・ギターもフィーチャーしながら切々と表現する(6)、適度なフェイクや制御されたシャウトに巧さが見て取れる(10)などがいい。
スマッシュ・ヒットの(11)をはじめ、先行シングル(3)(4)も収録した充実のファースト・アルバム。ギター・ロックの痛快さをとことん突き詰めたナンバーのほか、彼らの持ち味である詩的な淋しさをじっくり歌い上げた曲もあって何度も聴き込みたくなる一枚だ。