2004年9月23日発売
ディーリアスのオーケストラ作品を、彼の精神的息子といわれるピーター・ワーロックがピアノ・デュオ用に編曲。当盤が世界初録音で、透明感あふれる静謐な音楽を名手2人が紡いでゆく。
パリ管とのブルックナーという興味津々の録音。弦楽器の繊細な音色や管楽器の色彩感が、エッシェンバッハ特有の遅いテンポのなかで展開していく。きわめて個性的な「ロマンティック」。
モーニング娘。の石川梨華が率いるユニット、美勇伝(びゆうでん)のデビュー・シングル。湯川れい子が作詞を担当したもので、古来から伝わる日本の美しさと現代的な力強さを併せ持つ好楽曲だ。
ブッシュ政権への怒りを原動力に、扇動家セイント・ジミーの物語をテーマにしたグリーン・デイ初のコンセプト・アルバム。2曲の組曲ほか、変化に富んだ楽曲構成ながら、持ち味であるポップ・パンク・サウンドに一切のブレがない聴き応え充分の最高傑作。
バンドとしての強い自信にあふれたCHARCOAL FILTER渾身のフル・アルバム。亀田誠治とのコラボレーションにより培われたアレンジや歌詞の世界観をはじめ、より深化した彼らが実感できる。
元ブラック・クロウズのヴォーカリスト、クリス・ロビンソンが、自らのバンドを率いて作り上げたセカンド作。ビートルズやグレイトフル・デッドなど、先人達のエッセンスを活かしつつ、アメリカン・ロックの醍醐味を存分に表現した力作だ。迷いのなさが痛快!
メアリー・J.ブライジのカヴァー(13)が耳を惹くが、基本的には自作自演のシンガー・ソングライター。アルバム・タイトルがいみじくも象徴するような“日常的な”作品が並ぶが、(2)のイントロにはイスラムの楽器ウードの音色が登場。意図が気になります。
伝説のソウル・マン、ダニー・ハサウェイのライヴ・アルバム第3弾。絶頂期の未発表音源を含むライヴ・パフォーマンスの集大成に加え、生前の貴重なインタビューも含むファン必聴の内容だ。