2005年12月21日発売
このユニットでのビル・チャーラップの演奏は本当にアグレッシヴ。ピアノ・トリオという製作意図を心に留めながらも、ユニットとして機能するバンドの表現が随所に聴き取れる。コール・ポーター集という“ハンディ”を課せられながらも個性豊かな作品だ。
ウィントン・マルサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラのピアリストを務めるダン・ニマーのデビュー作。モダンさと伝統を共存させる新世代の旗手は、ウィントン・ケリーの影響を感じさせるアプローチと美しい音色が魅力的。
石原裕次郎のために作った「思い出さがし」のセルフ・カヴァーや、衝撃のデビュー作「少女」のニュー・ヴァージョン、スマトラ沖地震チャリティ・シングル「KOKORO NO TOMO」などの話題曲満載のベスト盤。
デビュー10年目にしてトリビュートというのものどうよ、と疑問がよぎらないでもないが、当初ソングライターとしてブレイクした山崎だけに全体の水準は高い。(12)はbird本人の作詞でもあり、実り多いコラボ作。奄美出身の若手唄者(3)のギターはサイゲンジ。
1年ぶりとなるシングルは、なんと玉置浩二の書き下ろし楽曲。日本語ヴァージョンの作詞を松井五郎、そしてハングル・ヴァージョンの作詞をパク・ヨンハ本人が手がけた話題作だ。
BUCK-TICKへのトリビュート・アルバム。1曲目に彼らの最大のヒット曲を清春のパフォーマンスで持ってきた時点で、このアルバムは成功している。BUCK-TICKの持つ硬質な色気の魅力が、このカヴァーによってものすごく明解に提示されているから。
「コパカバーナ」の大ヒットで知られるバリー・マニロウのベスト・アルバム。良質のAORというべき都会的なサウンドとメロディ・メイカーとしての才能が再確認できる決定盤だ。
ホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」、自身も出演した同名映画のテーマ・ソング「9時から5時まで」などで知られるドリー・パートンのエッセンシャル・コレクション。