2005年3月24日発売
田端義夫、春日八郎、三橋美智也といった歌手の昭和の名曲を三門節で歌い上げる企画アルバム。「河内の次郎長」「木津の勘助」で独自の世界を広げた彼ならではの、男の渋い歌世界が展開される。
シャンソンとカンツォーネで全18曲。といっても、シャンソン色優勢の構成。口跡爽やかな長谷川きよしの唄い方は、まず言葉ありき、のシャンソンでこそ真価が現れる。唄い手としての彼の素晴らしさを体感するには最適のアルバムといえよう。
メイン・ギタリスト脱退という不遇にもめげず、元ラブ・ラブ・ストローの北目哲郎やハックルベリーフィンの佐久間勉ら実力派ギタリストを迎えた2作目。ゲストの個性と軽快で爽やかなバンドの楽曲性が相まって、まさにセイシュン真っ只中の情緒豊かな作品となった。
奥田民生がシングルのカップリングでカヴァーした(3)に、声質は似てるのにリズム感が違う、持ち味の差がくっきり。拓郎ファンとしては、このもっちゃりした歌い口がいいんでしょうね。2004年のツアーでの人気曲を、横浜ランドマークホールでライヴ録音。
前作『握拳と寒椿』に続く“花と漢”シリーズ後編。典型的な元気でやんちゃなニッポンの4ピース・ロック・バンドらしいエネルギッシュな一枚に仕上がった。ゴリゴリ押してくるので一本調子と思いきや、意外と細かいアレンジの妙もあって思わずニヤリ。
女性に「お口のお上手な方」と言われてこそ石井竜也だ。人生への応援歌「未完成の自画像」から始まり、愛の誓いを謳いあげる「心の言葉」への流れが、レゲエにのって歌われる「アナタノソラ」あたりから徐々に口説き風になって、愛の伝道師ぶりを発揮する。
13歳でオーディションに合格し、クラブ・シーンで活躍してきた16歳の女性シンガー・ソングライター、3枚目のシングル。松本隆/筒美京平による「ECDのロンリー・ガール」に自作詞を加え、アンサー・ソングに仕上げたタイトル曲はリアル&クール。