2005年3月発売
EMI CLASSICS 決定盤 1300 1::モーツァルト:交響曲 第38番「プラハ」、第39番、第40番、第41番「ジュピター」EMI CLASSICS 決定盤 1300 1::モーツァルト:交響曲 第38番「プラハ」、第39番、第40番、第41番「ジュピター」
オリジナル楽器を使って、当時の演奏様式を再現することが目的だった時代は終わった。いまはそれを踏まえた上で、多種多様な表現を追求することに変化してきた。ノリントンはその筆頭に挙げられる存在。モーツァルトの音楽が、いつになく饒舌だ。
マーラー:交響曲 第3番マーラー:交響曲 第3番
制作・出演
オルトルン・ヴェンケル / クラウス・テンシュテット / サウスエンド少年合唱団 / ジョン・オールディス) / マーラー / ロンドン・フィルハーモニー合唱団 / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団マーラー:交響曲 第8番「千人の交響曲」マーラー:交響曲 第8番「千人の交響曲」
制作・出演
エリザベス・コネル / クラウス・テンシュテット / ネヴィル・グリード) / フェリシティ・ロット / マーラー / ヨルマ・ヒュンニネン / ロンドン・フィルハーモニー合唱団 / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団EMI CLASSICS 決定盤 1300 13::春初めてのカッコウを聞いて/ブリックの定期市 [ディーリアス:管弦楽曲集]EMI CLASSICS 決定盤 1300 13::春初めてのカッコウを聞いて/ブリックの定期市 [ディーリアス:管弦楽曲集]
60年代後半から70年にかけての録音。ディーリアス特有の情感を色濃く描き出しながら、その響きはあくまでスッキリ整理されている。最晩年のバルビローリが、手塩にかけたハレ管弦楽団とともに残した永遠の名盤。「アパラチア」は彼の最後の録音だ。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 14::ドビュッシー:管弦楽曲作品集1EMI CLASSICS 決定盤 1300 14::ドビュッシー:管弦楽曲作品集1
アナログ・マスターテープの編集個所における微妙な音質変化も如実に聴き取れる。テープの経時変化と素直なリマスタリング処理の証左だ。演奏の方は現在でもピカイチ、マルティノンが現出させた優美な品格ある演奏はいささかも輝きを失ってはいない。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 15::ドビュッシー:管弦楽曲作品集2EMI CLASSICS 決定盤 1300 15::ドビュッシー:管弦楽曲作品集2
木管楽器をはじめとする個性的な音色の分離と配合の妙、きらびやかな響きとうねるようなオケの流れに巻き込まれてゆく快感。30年を経るうちには別種の洗練を聴かせる録音も登場しているが、当録音は現在でも不動の名盤だ。なお、シンバルムとはいわゆるツィンバロンのこと。★
EMI CLASSICS 決定盤 1300 17::ショパン:夜想曲集&24の前奏曲EMI CLASSICS 決定盤 1300 17::ショパン:夜想曲集&24の前奏曲
若い世代の人たちに「サンソン・フランソワ」という名前は歴史上の人物になってしまっただろうか。個性の追求が大切、なんて言葉がチープに思われるほど独自の音楽性を強烈に持ったこの人の音楽は、いつ聴いてもユニークでかつ豊かで、説得力が大きい。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 18::ショパン:マズルカ&即興曲集EMI CLASSICS 決定盤 1300 18::ショパン:マズルカ&即興曲集
フランソワの指先から今まさに音の粒が迸り出たように新鮮で自在な即興曲。第4番の生き生きとした楽想の飛翔など、ピアノ芸術の真髄に触れる思いだ。民族性に寄りかからずフランス人の感性でショパンの音楽を自由闊達に奏でるマズルカ51曲も光彩を放つ。★