2005年4月27日発売
以前話題をよんだバラードをデュオとソロで前後に配し、濃密に迸るウタを様式を超えて全編横溢させる天満ならではの名曲集。深々としたたゆたいから、瞬時響きを荒げてカッと情が走るその音の姿を、デジタル世代のフトコロは受けきれるか。ヴィターリが圧巻。
2005年4月にイベントで来日したLA出身トリオのデビュー作。ライヴを観て英バンドだと思っていたほど、ポスト・パンク的なシャープな演奏とルックスがクールだった彼らだが、その印象は本作でも不変だ。ダークなメロディの中に光る冷たいポップさが魅力。
『テニスの王子様』の主人公・越前リョーマ役で大ブレイクした人気声優・皆川純子の2ndアルバム。シングル「Endless way」「TRUTH」収録曲を中心に、ボーイッシュな彼女の魅力が存分に堪能できる楽曲が収録。
バンドがリスペクトする山田風太郎の『忍法帖』シリーズ。その世界観を音像化してきたバンドにとって、ある意味集大成的な色合いがあるシングル。シアトリカルなハード・ロックが死への嗅覚を働かせながら、日本の美意識へと昇華していくさまは、圧巻の一言。
ラーズ・ラッツ率いるジャーマン・パワー・メタル・バンドの移籍第1弾、通算5枚目のアルバム。男気あふれる泣きのメロディや、パワフルでヘヴィなサウンドが堪能できる。ボーナス・トラックも収録。
楽天といえば仙台。仙台といえば宗さんってわけで、ゴールデンイーグルス公認イメージ・ソング。ゆったりと流れる広瀬川のごとく優しく、そして杜の都を連想させる広大さ。あまりにも甘く心優しい曲調に野球を連想させづらいが、それもまたガツガツしておらず楽天らしい。
『ゴジラ』のテーマであまりに有名な伊福部昭だが、ここではオリジナルの吹奏楽作品「吉志舞」や代表的な管弦楽作品の吹奏楽編曲版など、吹奏楽による伊福部ワールドが展開されている。特有のリズムと日本的な旋律がどこか懐かしく、気分が高揚してくる。
天満敦子が「北の宿から」「涙そうそう」などの日本の楽曲(小林亜星による新曲3曲を含む)を収めたアルバム。ノスタルジックなメロディを丹念かつ情感豊かに歌い上げており、しっとりとした日本の抒情がしみじみと心に沁み渡ってくる。アレンジも秀逸。
2005年4月からスタートし、自身も主演のTBS系ドラマ『うちはステップファミリー』の主題歌シングル。タイトル曲はシンガー・ソングライター信保陽子の楽曲で、暖かみのある優しいバラード・ナンバーとなった。