2005年5月発売
ラテン・ポップスのカヴァー集だった初アルバムを入れるとこれが3枚目。基本は打ち込みだが、ラテン・フレイヴァーをたっぷりふりかけたダンサブルな曲を、ちょっと背伸びしてせつなく歌う声がポイント。美麗フォト・メッセージ集付き。
よなは徹が、2004年末に民謡界の重鎮、金城実と組んでライヴで挑戦した最長カチャーシーのスタジオCD化。21分21秒というカチャーシー(沖縄のダンス・ミュージック)最長記録を樹立した二人のスリリングな掛け合い、即興はハイ・テンションの嵐また嵐!★
コケティッシュな声を持つ人気声優のファースト・アルバム。彼女自身の資質なのか、スタッフの尽力なのか、ソフト・ロックやスウェディッシュ・ポップのテイストが全面的に展開されていて、声と雰囲気にばっちりハマっている。楽曲の完成度も高い。
トリオ・ロック・バンドのミニ・アルバム。ポップなハーモニー・センスとしたたかなビート感覚を両立させている点に脱帽。メロディ作りの才能はいうまでもなく、よく伸びるヴォーカルを含めた演奏力とアレンジのセンスも超一流。本当に日本人? と思ったら……。★
大阪を中心に活動中のハードコア・パンク・バンドの初期音源集が再発。有無を言わせず激走する超スピーディな猪突猛進サウンドには、思わず息を飲む。11曲で約13分という鮮やかな劇終っぷり。速さと抜群の演出力、メロディ・センスの三拍子が揃っている。
ホーム・グロウンのドライヴ・スルー・レコードから発売となる6曲入りep。全曲、耳馴染みの良い良質メロディのエモ・ポップとなっている。サビのキャッチーさ、甘酸っぱさ、青春度は今まで以上だ。
ASHの紅一点ギタリスト、シャーロット待望の初ソロ作。ASHでは姉御肌なイメージの彼女だが、本作ではキュートでポップなガールズ・ロック中心なのが、少々意外だ。とはいえ、英国伝統の捻くれたポップ・メロディのセンスがなかなかで、ASHファン必聴だ。
尾崎豊のトリビュート・アルバムにアマチュアで参加した高田梢枝の第2弾シングルは、バンド色を打ち出した、ライヴで好評だった作品。TVアニメ『交響詩篇 エウレカセブン』のエンディング・テーマ。
デビュー29周年を迎えた大御所ムーンライダーズの3年半ぶりのアルバム。自身のバンド名を冠した主宰レーベルからのリリースで、これまで以上にグッド・メロディのポップ・サウンドを聴かせてくれる。
掟破りのお面の騎士ことBEAT CRUSADERSが、メジャー移籍1年目の最後を飾るアイテムとして、メジャー第1弾アルバムをリリース。平均年齢32歳のダークホースの暴れっぷりから目が離せない。
世界一のア・カペラ・グループが、デビュー20年を経てついに日本に本格上陸。練りに練り上げたサウンドは、いまや夾雑物のかけらも見せない純度と完成度を誇る。内容も全曲オリジナル&ヴォイス・オンリーによる、良質なポップ・アルバム。聴かぬは一生の損。★