2005年8月24日発売
新曲(1)を含むベスト。ここ数年のシングルを基本としつつ、他の歌手の名曲(7)(11)や70年代の自身のヒット(3)(12)のカヴァーもあって楽しめる構成。ダンス・リズムの歌謡曲を若々しく歌うのも良いし、歌い上げ系の(4)(8)で見せる言葉の説得力も見事。貫禄の集大成だ。
そんなにストレートに攻められたら胸がキュンってなっちゃうじゃないですか! 2005年8月に『きっとシアワセ』でメジャー・デビューを果たした、いかにも“青春的”な超ポップな4ピース・バンドのミニ・アルバム。プロデュースが葉山たけしというのも気になるところ。
ソイルワークやダーケインらのメンバーによるサイド・プロジェクトの通算3作目。スピーディ&アグレッシヴなスラッシュ・メタルに、いろんなヤツらを茶化した歌詞や馬鹿馬鹿しい歌をこれでもかと詰め込む。アホ外人、発見! でも本気で遊んでしまっているところが痛快。
ドイツのベテラン・スラッシュ・メタル・バンドのオリジナル・フルレンス作としては通算9作目。紅一点のシンガー、ザビーナ・クラッセンの野太い咆哮を武器とした骨太の突撃サウンドはまさに不変で、当然ながらザクザクしたギターと邪悪なムードも健在だ。★
“オヤジ版ゴスペラーズ”とスポーツ紙を賑わせた50歳前後の男性6人組の初作品。全曲一発録りの気迫が歌声から伝わってきて、聴き手も元気になれる。オリジナルの(1)を含めどの曲もメロディアスな演歌が選曲されており、ウケ狙いはなく、安心して聴ける。
エリック・アレキサンダー率いる3管フロント・バンドの10作目。ほぼ同じメンバーで活動を続けているが、今作はベースにデヴィッド・ウイリアムスが参加。結束力ある圧倒的なサウンドは健在で現代のストレートアヘッド・ジャズを牽引する一枚。
人気No.1ジャズ・ピアニスト、エディ・ヒギンズが、90年代に復活をとげた記念碑的な名アルバム。ナット・キング・コール・トリオと同じクラシックなドラムレス・トリオ編成で、モダンでスウィンギーな演奏を聴かせる。
ヴィーナス・レコードの諸作で人気のエディ・ヒギンズが94年に録音した作品。元はアメリカのSunnysideへ録音された『Zoot's Hymns』。ズート・シムズへのトリビュート作だ。ズート似のサックスのジョン・ドーテンをフィーチャーした。ヒギンズは好調だ。