2005年8月24日発売
ストーン・アライアンスは、パーラとアライアスを中心に、グロスマンをフィーチャーしたピアノレスのトリオ。これは77年、世界ツアーの未発表音源からのリリース第1弾。熱狂的なサックスの咆哮が炸裂。70年代の熱気を伝える、スリリングでホットな好ディスクだ。
77年ワールド・ツアー未発表ライヴ第2弾。マイルスの電子革命に名を連ねたパーカッショニストが、その意志を受け継ぎ、二人の気鋭ミュージシャンとともに新たな地平線を目指す。多様なリズムを取り入れた実験的な試みは、爆発寸前のマグマを思わせる。
70年代に一部のファンから高い評価を受けていたトリオによる未発表ライヴ。グロスマンの豪快なテナーが全編で爆発し、ライヴの高揚感と共に演奏を盛り上げる。アライアスのドラミングも過激だし、大胆なパーラのベース・ワークも大きな聴きもの。
社会不安に揺れていた1960年代初頭のアメリカを歌ったボブ・ディラン初期の傑作。「風に吹かれて」「戦争の親玉」などが収録された、この2ndアルバムで、ディランは一躍プロテスト・シンガーとして知られるようになった。
フォークからフォーク・ロックへ向かう過剰期に制作され、それまでのプロテスト・シンガーのイメージから脱却し、新たな局面を見せた4作目。1964年作品。
トム・ウィルソンのプロデュースによる5作目で、それまでのフォーク・ソングにロック・サウンドを取り入れ、フォーク・ロックというスタイルを提示した重要作。1965年作品。
多くのミュージシャンにカヴァーされ続ける「ライク・ア・ローリング・ストーン」や「追憶のハイウェイ61」を含む、フォーク・ロックの金字塔的な作品で、ボブ・ディランの1960年代を代表する名盤。
通算7作目のアルバムで、60年代最高のロック・アルバムのひとつ。詩人とロックンローラーというボブ・ディランのふたつの個性が見事に融合し頂点を形成している。1966年作品。
バイク事故の後、ウッドストックに隠遁し、約2年ぶりに発表した本作は、ナッシュヴィルで録音され、シンプルなアコースティック・サウンドが特徴の味わいあるアルバム。1968年作品。
カントリー・ミュージックに傾倒し、過去の作品からは想像もつかない美声で歌うという劇的変化が話題を呼んだ通算10作目。メロディアスな佳曲が多いのが特徴だ。1969年作品。
キャリアのすべてを網羅したマイケル・ジャクソンの2枚組ベスト・アルバム。ジャクソン5時代やモータウン時代のソロ曲、そして、もちろん「スリラー」「バッド」などの大ヒット・ナンバーも収録。
渋い唱法でシナトラ以上の魅力を発揮したダモンがその魅力を遺憾なく発揮する。純然たるジャズ・ヴォーカルというよりはポピュラ・ヴォーカルの風味を利かせたスタイルが心地よい雰囲気を醸し出す。この名盤が世界初CD化というのにもびっくり。