2005年9月発売
ブラインド・ガーディアンの元ドラマー、トーメン・スタシュ率いるパワー・メタル・バンドのデビュー・アルバム。ブラインド・ガーディアンを彷彿とさせるスピーディでアグレッシヴなサウンドが聴ける。
ドイツ出身の新世代ヘヴィ・メタル5人組による、2006年リリースのアルバムからの先行ミニ。スピード・メタルのアグレッシヴさと、ファンタジックな要素やクラシカルなフィーリングが交錯し、マグナムのカヴァー(5)を含め、コンパクトに充実の内容となっている。
元ハロウィンのマイケル・キスクをヴォーカリストに結成されたドイツのハード・ロック・プロジェクトのデビュー・アルバム。ピンク・クリーム69のメンバーが参加した本作、キスクのハイ・トーン・ヴォイスが存分に堪能できる1枚だ。
スウェディッシュ・デス・メタルの老舗、そして息の長い活動を継続する彼らの10作目に当たるアルバム。叙情的なメロを瞬間的に挿入するとともに適度(?)なデス声で、ややスラッシュ寄りのアグレッシヴ・メタルを満喫させてくれる。その意味では間口の広い音楽性を持つ。
熊本出身の俳優兼シンガー。今回は“MINORU”改め“福田みのる”として心機一転した5作目のシングル。いではく作詞/大谷明裕作曲の「駅」は俳優業で培われたであろう、哀愁漂う伸びのある声色と豊かな声量で、聴き手をやさしく包み込んでくれる名曲だ。
徳間ジャパンからアルバムを多数出しているウィーン在住の鳥羽泰子による、モーツァルトのソナタ全集である。すでにその演奏には定評があり、日本人では、内田光子以来の全集。
発売元
キングレコード株式会社50年代、60年代のシューリヒト円熟期のコンサート・ライヴ。シューリヒトがモーツァルトの中でも特に得意としていた「プラハ」をはじめとする極め付けばかりで、端正で颯爽とした演奏が堪能できる。
55年のライヴで、正規盤としては初出となる。過剰な演出の一切ない、アンチ・ロマンティシズムといった風情の、端麗にして引き締まった演奏ながら、豊かな情感をあわせ持ったシューリヒトならではのもの。
いずれも50年代初期のライヴ録音で、初の正規盤。有名なハーグ・フィル盤に通じる、流麗にして無駄のない、引き締まった演奏の第7番。緊迫感にあふれ、推進力のあるワーグナーと、どちらも魅力満点。