2006年12月20日発売
イタリアのメロディアス・ハード・ロック・バンドのデビュー作。リーダーはギタリストだが、ヴォーカルはゲストのD.C.クーパー。レインボーやイングヴェイを彷彿とさせる、古き良き正統派ハード・ロックの香りがプンプンしていて、オールド・ファンを泣かせるぜ。
アメリカのメロディアス・ハードの雄、ノルウェーの3rdアルバム。キャッチーさに重きを置いた、AOR的サウンドを聴かせてくれる。哀愁を帯びたメロディも、日本人リスナーのツボといえる。
ヨーロッパの小国・リヒテンシュタインのゴシック・メタル・バンド、エリスの日本デビュー・アルバム。麗しき女性ヴォーカリストのサビーネ・ザンダーが2006年初頭に急逝し、本作が遺作となってしまった。
インダストリアル・メタルの源流ともいわれる、フィア・ファクトリーのベスト盤。デジタル・ビートと重厚なギター・リフを軸にした、オリジナリティあふれるサウンドが魅力だ。ROADRUNNER RECORDS時代の4作品からの選曲となっている。
ソウルフライのマックス・カヴァレロが在籍したヘヴィ・ロックの重要バンド、セパルトゥラのベスト・アルバム。ブラジリアン・ミュージックの影響が感じられる、代表曲を多数収録する。入門編にも最適だ。
91年のデビュー以来、アメリカを中心に根強い人気を誇るゴシック・メタル・バンド、タイプ・オー・ネガティヴのベスト盤。重厚かつダークで耽美なサウンド、ニヒリスティックな世界観が魅力だ。既発5作品からのナンバーと未発表曲をコンパイル。
ジェフ・ウォーターズ率いるスラッシュ・メタル・バンドのベスト盤。メガデスから声がかかるほど高く評価されているジェフの超絶ギターと、歴代シンガーの個性的なヴォーカルが聴きどころだ。
2001年に結成された西海岸エモ系バンドのアルバム。スケールの大きさを感じさせるメロディの動きをしっかりと捉えるストレート一本勝負のようなヴォーカル。それ以上でもそれ以下でもないけれど、奇をてらわずに楽曲の持つ力を伝えようとする様子は感動的。
98年にはグリーン・デイと来日もしているサマイアムのアルバムは、バンド内の問題を乗り越えて6年ぶり。男っぽいジェイソンの歌声をフィーチャーし、ビターなポップ感と、泣きのエモーションが、琴線をかき鳴らす、約20年のベテランらしい快い味わいの痛快作だ。
新メンバー・窪田渡が加入後、初のミニ・アルバム。人への感謝や当たり前に存在するものへの愛情にあふれた作品となっており、空気公団の新たなる機軸が感じられる。それは何気ない情景にやわらかく溶け込み、時のない世界へ僕らを誘う魔法のポップス。★
UKメロディック・パンクの元祖、SNUFFのドラム/ヴォーカルのダンカン・レッドモンズによるソロ・プロジェクトの2ndアルバム。横山健らも参加し、日本でレコーディングされた会心作だ。
NEWSの手越祐也と増田貴久の二人組。NEWSがスウェーデンの作曲家から楽曲提供を受けた縁で、2006年11月に二人も同国でデビュー、逆輸入という形でデビュー曲を日本で発売した。ミソスープとは味噌汁のこと。民族楽器を用いた温かみのあるサウンドが印象的。