2006年12月20日発売
人間の未知の分野“スピリチュアル”をテーマに送るクラシック・アルバム。霊との交信を手助けしてくれるような、古今の宗教曲を中心に収録。無の境地に誘うかのごとき、神秘性に満ちている。
エリック・アレキサンダーのジェントル・バラッズ第2弾。絶好調にある旬のテナー、その力強さ……。スタンダードを軽やかにそしてよく歌う。堂々たる演奏といえるだろう。奇をてらわず素直に演奏する爽快感、こういう演奏に理屈はいらないから少し音量を上げて、照明を下げて。
スウェーデンの5人組メロディック・デス・メタル・バンドによる3年ぶりの2作目。ヴォーカリストが交代し、サウンドもスラッシュの影響を色濃く反映しつつ、前作以上にヘヴィかつメロディックなスタイルを追求。聴きごたえある作品に仕上がっている。
フィンランドのメロディック・パワー・メタル4人組のサード。ギター、ベースが抜け、中心人物、ピート・アホネンがベースを弾くなど、変則的な編成での作品となったが、アグレッシヴにしてドラマティックな音世界は、次世代の牽引者としての自信に満ちたものに。
イタリアン・デス・メタル・バンドによる3作目。鞭のごとくのソリッドなビートとデス声で凄みが利いたサウンドだが、随所に盛り込んだ耽美的なメロディは、独創的ですらある。ロシア民謡をさり気なく挿入したりと、多様性に富んだ資質を窺わせる一作。
吉幾三の好きな“恋歌”をオリジナル、カヴァーを問わず16曲収録したセレクション・アルバム。高橋真梨子の「for you…」という選曲は意外だったが、少しコブシの回った同曲も味があっていい。しかし、なんといっても「雪國」は吉の真骨頂を発揮している。
オーソドックスなガンバレ系歌謡メロコアですね。大阪出身の3ピースで、99年結成というからけっこうベテランだが、この曲が人気TVアニメ『NARUTO-ナルトー』のエンディング・テーマということでさらに認知度がアップしそう。とにかく明るく楽しく朗らかです。
人気声優2人がパーソナリティを務める、文化放送ラジオ番組のテーマ曲を収録したマキシ・シングル。川澄綾子のプリンセス・ヴォイスと能登麻美子の癒しヴォイスを、同時に堪能できる贅沢な1枚だ。
発売元
株式会社ポニーキャニオン82年から91年にかけて、ドリューがデンマークのスタジオで残した音源から、親交の深い木俣プロデューサーがチョイスした最新の未発表音源集。ジャズだけでなくクラシックや映画音楽など選曲も多彩。ロマンティックなピアノ・トリオがお好きな方にお薦めしたい。
インコグニート他への客演でも知られる米国人ハウス・ディーヴァ、オリジナル・アルバムとしては87年以来のものになるのだそう。カーティス・リンチ・Jnrやロニ・サイズら英国敏腕制作者たちが仕切る四つ打ち末広がりサウンドに、彼女でしかない“鉄砲喉”をのせる。