2006年3月15日発売
キル・ユア・オウンキル・ユア・オウン
ロンドン郊外で結成されたUKエモ・シーンの人気バンドがV2から3作目を発表。ボトムの太いリズムに感情丸出しの激しいヴォーカルという組み合わせは決して新しくはないが、ニルヴァーナを少し思わせる情熱的なメロディには引き込まれてしまう。
Communication BreakCommunication Break
GIZA Studio期待の女性ロッカー、上木彩矢のメジャー・デビュー・シングル。生ギターを効果的に使ったグルーヴィな(1)、ドラムとギターのアンサンブルが印象的な(2)、ライヴ録音の(3)と、いずれも彼女のヴォーカリストとしての魅力が味わえる。
ドライヴ、パッション、アンプリディクタブル+3ドライヴ、パッション、アンプリディクタブル+3
発売元
株式会社ポニーキャニオン60年代初頭にリバーサイドに3枚のアルバムを録音した、知る人ぞ知るピアニスト。これは94年録音盤。オスカー・ピーターソンばりのダイナミックなプレイが快感。強烈なスウィング感に魅了される。隠れ名盤といっていいだろう。原盤は妙中俊哉のインタープレイ。
魂/Kon魂/Kon
発売元
株式会社ポニーキャニオン沖縄の金武出身の新人歌手のデビュー作。これが凄い。キュートなシュガー・ヴォイスの対極、ニーナ・シモンやビリー・ホリデイを思わせる声質とソウルフルな歌唱。ちょっと、これがデビュー作とは思えないほどの完成度。今後の成長にも注目したい逸材だ。
シティ・ブロック・シャウトシティ・ブロック・シャウト
発売元
株式会社ポニーキャニオンジョンソンは60年代から70年代にかけて、ジャッキー・マクリーンのアルバムに参加していたことで知られる黒人ピアニスト。これは98年、テキサスで録音された本邦初登場作品。マッコイ・タイナー&ボビー・ティモンズ張りのスタイルでエネルギッシュな演奏を展開している。
ブルー・マイナーブルー・マイナー
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株式会社ポニーキャニオンのっけからご機嫌なハード・バップが登場する。ソニー・クラークの作品をウィリアムソンが取り上げたこのアルバムは、同じようなタイプのピアニストによるものだけあって聴き応え十分だ。それにしてもウィリアムソンは魅力的なハード・バッパーだ。