2006年4月発売
『明日なき暴走 30th Anniversary Edition』のボーナスDVDとして初めて目の当たりにした、1975年のロンドンはハマースミス・オデオン公演がライヴCD化。ブルースの最高のパフォーマンスは必聴もの。
音楽活動23周年を迎えた大江千里の、ファン投票によるリクエスト・ベスト。83年のデビューから現在までに発表した264曲の中から、その曲への思い入れメッセージを大江千里自らが読んで収録曲を決定した作品。
東西が混交する地平で南と北の風土を幻想する。現れ方こそ違え、ともにカラダの底に浸み込んだいわば骨がらみの音だ。長くお蔵入りしていた伊福部の出世作の録音が興味深い。音の立ち現れるさまを確かめるごとく、ゴツと音楽に共振していく。その情動の形がいい。
ソナタ集以来の2枚目となるショパン。「ノクターン集」としては、この形式の創始者、フィールドに続く第2弾となる。前作と合わせて聴くと、ノクターンの魅力や違いが鮮明に分かる。
2005年夏に活動再開して以来のアルバム。“歌”に焦点を絞ったプロダクションのおかげもあってだろう、倉持と桜井、それぞれの持ち味の違いを生かした無理のない一枚に。一筆書のような簡潔な言葉づかいの中に真情がにじむ倉持作(9)が滲みます。★
基本はベン・フォールズ・ファイヴ風のピアノ・ロックだが、ヒップホップやソフト・ロックの要素も垣間見せ、メジャー初アルバムにしてすでに大器ぶりを窺わせる。バート・バカラックからの影響を公言するだけあり、作曲家としての才能には確かなものがありそう。
82年生まれの超人気グラビア・アイドルの歌手デビュー作。(1)は元リンドバーグの川添智久、(2)は新進フォーク・デュオのCANCIONが手がけており、どちらも熊田が丁寧に歌っているのが印象的。上戸彩の一途さやTommy february6の愛らしさに魅かれる人にオススメ。