2006年6月21日発売
作詞家の松井五郎がプロデュースするポエトリー・ミュージック第2弾。吉元由美も作詞に参加し、山本達彦が音楽と語りを、そしてMaichiという女性も語りを担当。ラウンジ系のサウンドと形式に囚われない詩の融合した音世界は、お洒落で艶めいている。
1982年にリリースされた『現代の筝曲ベスト30』の新版。『邦楽ジャーナル』の協力のもと行なった“あなたが選ぶ現代の筝曲”アンケートの上位30曲をCD化。人気の筝曲が網羅された5枚組。
白人ジャズ・アルト奏者の名手、アート・ペッパーが78年と80年に録音したセッション・アルバム。ジャズの名スタンダードばかりが収録され、リラックスした雰囲気の中でのびのびとした演奏を聴かせてくれる。
15年の空白から見事復活したアート・ペッパーが、復活直後に行なったカリフォルニアでのライヴの模様を収録した実況盤。本作で世界初CD化。カムバック直後の豪快なペッパーのプレイが堪能できる名盤だ。
1978年に自身のコンボを率いて行なった、初来日公演の最終地・山形でのライヴを収録したアルバムが世界初CD化。ピアノにミルチョ・レビエフを迎え、斬新な感覚とテンションの高いプレイが楽しめる。
日本ジャズ界を代表する巧者三人が、個々の味わいをメロウにたっぷり表現することを最重視。川嶋哲郎は説得力のあるフレーズと美しい音色で文句なく、岡安芳明は玉のようなトーンで魅了する。ドラムレスなので屋台骨となる上村信のキープ力にも注目だ。
全オリジナル曲で勝負したアルバム。深くまろやかな音色が師ジム・ホールを思わせる。バックに新進の若手を起用したが、名手と活きの良い若手とのインタープレイのみを目指し意図したものとは違う。絶妙なハーモニー上でいかに最高の歌を奏でるかに重きを置いた作品。
SOILWORKのシンガー、ビョーン“スピード”ストリッドと、SAVAGE CIRCUSのドラマー、トーメン・スタッシュが結成したコールドシード。ヘヴィでアグレッシヴなサウンドが満載のデビュー・アルバム。
ドイツ出身のハードロック・バンド、フェア・ウォーニングの再結成アルバムからの先行シングル。叙情的でメロディックなサウンドは健在だ。アルバムには未収録の音源も入っているのが嬉しい。
ブラジル出身バンド、アクアリアのヴィトール・ヴェイガが結成したエンドレスの2ndアルバム。メロディを重視した、フックのある楽曲が揃っている。ヴィトールのハイトーン・ヴォーカルも魅力。
米人気レーベル、ホープレスが送り出すエモコア系新人トリオの日本デビュー盤。10代のほとばしる情熱を健康的に爆発させたようなサウンドはひたすら爽快。いつ、どこで結成されたバンドなのか解説などに何も書いていないのが不親切でもったいないが。