2006年7月発売
脳内百景脳内百景
1年9ヵ月ぶりのフル・アルバム。4ピースならではの小回りの利く機動性とパワフルさを併せ持つバンドの力量は、ダテにライヴで叩き上げてないねー。しかし、それ以上に70年代ロックのエッセンスを上手く取り入れた曲作り&アレンジ・センスの良さに脱帽。★
ヨアケノジカン。ヨアケノジカン。
約1年9ヵ月ぶりのアルバム。声優としても知られる人だが、それだけに歌手としても曲ごとの主人公になったような、表情豊かなヴォーカルが魅力。ヒーリング・ミュージック的な透明感のあるサウンドとともに、ポジティヴな世界観を築いている。
ラヴィング・ユーラヴィング・ユー
三人組男性ヴォーカル・グループのセカンド・マキシ。(1)はミディアム・バラードで、サビでは高音の美しいハーモニーを聴かせる。(2)は1コーラスずつ交替でソロを歌い、それぞれのヴォーカルの特徴がよくわかる作り。(3)はライヴのラストで盛り上がりそうなメロウなナンバー。
SummerSummer
J-POPシーンの夏を彩ってきた究極のサマー・ヒット・ソングばかりを一気に凝縮したコンピレーション・アルバム。時代を越えたビッグ・ヒットがずらりと並ぶさまは、まさに圧巻そのものだ。
ARASHICARASHIC
(4)のPVで披露したジャイヴ調のダンスがなにしろ楽しかった彼らの1年ぶりのアルバム。個々の活動も順調とあって、メンバーの歌声に余裕が感じられるのはなにより。KAT-TUNのようなヤバい勢いにはとぼしいものの、ジャニーズの中核らしい安定した作り。聴いてほっとする。
アジアン・カンフー・ジェネレーション・プレゼンツ ナノムゲン・コンピレーション2006アジアン・カンフー・ジェネレーション・プレゼンツ ナノムゲン・コンピレーション2006
アジカン主宰のライヴ・イベント“NANO-MUGEN FES”出演者によるコンピレーション・アルバム。2006年は7月16、17日に横浜アリーナで開催された。洋邦混在というのがおもしろいところだが、空気感としては統一されている。これが2006年の雰囲気なのだろう。