2006年7月発売
ブラジルはレシーフェで録音された久保田麻琴プロデュース作。ビートやリズムにクラブ・トラックとしての興趣も備えたブラジリアン・サウンドが、彼女の郷愁漂うヴォーカルと合致し探究心を触発。かつてさんざん耳にした「ランバダ」もディープなサウンドで楽しめる。
『仮面ライダー響鬼』の天美あきら役を演じて人気急上昇中の美少女、秋山奈々のデビュー・シングル。タイトル曲は、上田知華と樋口康雄の名ソングライター・コンビによる書き下ろし。
制作中にガンで他界したピギーの残したギター・トラックを活かし、残されたメンバーが完成させた通算11作目のスタジオ・アルバム。前作で見せたストレートさにサイケな色合いも加わり、中期のスタイルを連想させる。魂のこもったギターが泣かせる。
大阪から登場した4人組(メンバーの二人は奄美大島出身)のファースト・フル・アルバム。熱さと切なさを兼ね備えたストレートなロックを展開する彼ら。フックのあるメロディ・ラインとエネルギッシュでパワフルな演奏も魅力となっている。
これは、リラクゼーション・アルバムといったジャンルのものですね。日本人の多くが懐かしさを感じる曲を、原曲そのままに、声をオーボエに置き換えるといった編曲をしている。渡辺は、余分な感情を加味せずに、できる限り素直に美しく演奏している。
フィンランドのメタル・バンド、ストラトヴァリウスのベーシストのファースト・ソロ・アルバム。ジャズやアンビエント、アヴァンギャルドなどさまざまなジャンルの音楽で、ハイ・テクニック・プレイが披露されており、アレキシ・ライホもゲストで参加している。
くるり、初のベスト・アルバム。シングル全17曲を完全収録したうえ、初CD化となる映画『リアリズムの宿』テーマ・ソング「家出娘」や、アルバム未収録曲なども聴ける豪華絢爛な2枚組。⇒♪くるり特集♪をチェック!
オーガニック&グルーヴィなサウンドが気持ちいい、Leyonaのアルバム。くるりの岸田繁、忌野清志郎、吾妻光良ら、個性豊かなソングライター陣の楽曲を見事に自分のものとしている。
ノスタルジックな昭和歌謡テイストと、童謡にもジャズにもソウルにも聴こえる独特の歌で根強いファンを持つ女性シンガーの6曲入りアルバム。ゲストにチャーリーコーセーと伊集加代、くるりのメンバーなどを加え、唯一無二の艶やかな世界を作ってます。
ギャル系ファッションに身を包んだ、キュートなヴァイオリニスト、SARINAのデビュー・シングル。ボストンのバークリー音楽大学を首席で卒業という確かな実力の持ち主。作曲陣に蔦谷好位置らが参加。
福島県出身のベテラン女性演歌歌手のシングル。カップリング曲ともども阿久悠/宇崎竜童の手によるもの。1曲でひとつの物語を描ききる流行歌への想いのこもったタイトル曲、ファンタジックなカップリング曲を唄いきる歌い手としての実力はさすがだ。
メッセージ性の強い歌詞が話題となった大ヒット・シングル「Triangle」、日本の女性に勇気を与えた「Dear WOMAN」を含む2006年のアルバムは、なんと2枚組。個々に幅広い活動をするメンバーのセンスや経験が凝縮された充実の内容だ。