2006年発売
デビューから5年、通算20枚目になる本シングルは、“風が何かを通して作る音”という意味である“籟”というタイトルのイメージのように、壮大で胸を打つどこか懐かしい旋律と、飄々とした自然体のヴォーカルが、心地良い風の響きを感じさせる名曲だ。
今をときめく上田ケンジ(元ケンジ&ザ・トリップス)を参謀に迎え、作詞作曲、編曲まで自前でこなす。KinKi Kidsの堂本剛ではない、“自己表現しているオレ”を堪能したかった気分は伝わる。ここまで発散した以上、本来の歌謡曲畑でもおきばりやす。
制作・出演
エド・ブラックウェル / オーネット・コールマン / シダー・ウォルトン / チャーリー・ヘイデン / デューイ・レッドマン / ドン・チェリー / ビリー・ヒギンズ / ボビー・ブラッドフォードフリー・ジャズの寵児、オーネット・コールマンが1971〜1972年にかけて録音した代表的名盤。彼の良き理解者であるドン・チェリーや、シダー・ウォルトンなどの大御所を迎えて、斬新なアドリブを繰り広げる。
ジャズ界の革命児、オーネット・コールマンが挑んだ壮大なオーケストラ作品。彼の唱えた“ハーモロディク”な方法論とオーケストレーションが合体し、とてつもないパンキッシュなグルーヴが。
『United Flow』以来、実に4年ぶりのオリジナル・アルバム。3枚のシングル曲「a Love Story」「Club Happiness」「君のそばに」をはじめ、ポップ感あふれるジャパニーズ・ソウルは健在だ。
2000年に発表された2ndアルバム。中近東風のサウンドで幕を開ける本作には、神秘性と凶暴性が絶妙なバランスで同居しており、超高速のドラミングと重低音ヴォーカルも聴き応えがある。
4人組(男2、女2)のシングル。名曲「アメイジング・グレイス」をミックスしちゃうという無謀(?)な曲だ。その通常ヴァージョンともいうべきリズミックな(2)、ラップも入ったポップな(3)も、彼ら彼女らのアイディアの豊富さを物語るように斬新、しかも楽しい。
“UKサウンドとどこかメロウなメロディを融合した新感覚のロック”を目指す、2004年結成の三人組による2枚目のアルバム。本作では重厚感が加わり、ラフ&ワイルドな魅力が顕著に。個性と言える旋律も魅力。タイトルはスペイン語で“酔っぱらう”の意味。