2007年11月7日発売
遅咲きの大輪、ボレット(1914〜90)が1970年代に残したリスト名演集。圧倒的なヴィルトゥオジティが披露されるリスト編曲による「タンホイザー」序曲などが味わえる。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。巨匠ルービンシュタインならではのコクの深い演奏。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。完璧な編曲と大胆な演奏でギターに新たな地平を開拓。今聴いてもその表現意欲に圧倒される。
ラローチャの、他の追随を許さないスペイン・ピアノ作品集。聴きものは、グラナドス円熟期の傑作「ゴイェスカス」全曲。この一作だけでもアルバム何枚分もの価値がある。民族性と普遍性の絶妙なバランスに脱帽だ。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。作曲家同様、大きな手で一世を風靡したワイセンベルク。
20世紀前半を代表するヴァイオリニスト、クライスラーの自作自演集。甘美なポルタメントや独特の歌いまわしが醸し出す、得も言われぬ馥郁(ふくいく)としたウィーンの香り。一度は聴いておくべき録音だ。
バシュメットの名盤のひとつ。ショスタコーヴィチは2度目の録音で、初演時のピアニスト、ムンチャンを迎えた魅力あふれる仕上がりだ。他の2曲もバシュメットの歌心とテクニックを存分に聴かせている。
制作・出演
RCAビクター交響楽団 / アイズラー・ソロモン / アルフレッド・ウォーレンステイン / ウィリアム・スタインバーグ / サラサーテ / ドナルド・ヴーアヒース / ヤッシャ・ハイフェッツ / ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。超人的なハイフェッツの技巧に脱帽すること間違いなし。
武満徹と深い親交があったタッシの武満アルバムに3曲を追加したもの。「カトレーン」はタッシのために作られた曲。タッシの武満は繊細で美しい。名演が集まった素晴らしいコンピレーションだ。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。シャープなフレージング、独特のアクセントが楽しい。
20世紀を代表するヴァイオリンの名手、シェリングが40歳を過ぎたばかりの頃の録音。親しみやすい小品においてもシェリングの超絶技巧は冴えわたっており、大いに聴く価値のある一枚だ。
制作・出演
ウィーン・フィル / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / カラヤン / ビゼー / フランク・シューテン / フランコ・コレルリ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ミレルラ・フレーニ / レオンタイン・プライス / ロバート・メリル伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。スペイン的というよりむしろ、普遍的な美の世界が広がっている。
19世紀的な香りというか、強烈な個性の臭いというべきか、偉大な芸人ギトリスの小品集。73歳のときに録音されたこのアルバムは、枯れるとか円熟とは無縁のギトリスが厳然としている。表現の何たるかを知る格好の一枚。
制作・出演
イゾルデ・ミッテルナハト=ガイセンデルファー / ダンクワート・ジーゲル / バイエルン放送合唱団 / バルバラ・ミュラー / フリードリヒ・ハイダー / ヘンデル / ミヒャエル・グレーザー / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ大型ソプラノとして期待されていたころの、2枚目のソロ・アルバム。「チェネレントラ」のコロラトゥーラのアリアから「フィガロの結婚」のケルビーノのアリアまで、カサロヴァの懐の深さをみせつけている。
制作・出演
イタリアRCA歌劇管弦楽団 / カルロ・ベルゴンツィ / ジョルジュ・プレートル / テレサ・ベルガンサ / ドミンゴ / パヴァロッティ / モンセラ・カバリエ / レオンタイン・プライス / ロバート・メリル / ヴェルディRCAレーベルが誇る往年の名歌手たちによるオペラ・アリア集。往年と言っても1950年代後半から60年代に活躍した、戦後のオペラの全盛期を形成していた人たちの作品を取り上げたもの。贅沢で輝かしいアルバムとなっている。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アンナ・ラーソン / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティーネ・シェーファー / ジェラルド・フィンレイ / チャールズ・ジェネンズ / ニコラウス・アーノンクール / ヘンデル / ミヒャエル・シャーデめったに再録音を行なわなかったアーノンクールが、22年ぶりに再録音した「メサイア」として、大きな話題を呼んだ。ライヴ収録ながらニュアンスに富む演奏により、アーノンクールならではのヘンデル像が提示されている。
20世紀前半を代表するチェリスト、カザルスの1920年代後半に録音された小品を集めたアルバム。現代チェロ奏法を確立したカザルスの、一端を知ることができる。古い音だが表情の豊かさは十分に聴き取れる。
制作・出演
J.S.バッハ / クリストフ・プレガルディエン / グスタフ・レオンハルト / ゲルハルト・シュミット=ガーデン / シギスヴァルト・クイケン / テルツ少年合唱団 / マックス・ファン・エグモント / ラ・プティット・バンド / ラ・プティット男声合唱団バッハの最高傑作「マタイ受難曲」のハイライト集。全曲聴くと3時間近くかかるから、1枚にまとめられていると便利でよい。しかも、名盤とされている録音で、劇性をあえて抑えたところがかえって感動を誘う。
制作・出演
J.S.バッハ / イッサーリス / ウラディミール・スピヴァコフ / シプリアン・カツァリス / ハーノイ / パスカル・ドゥヴォワイヨン / マイケル・デュセク / マイケル・ブロス / 鈴木秀美楽器で選ぶヒーリング・ミュージック・シリーズ第1弾。バッハ、サン=サーンスやガーシュウィンのゆったりしたメロディを、ハーノイ、鈴木秀美などの名演奏で。優しい低音に癒される一枚だ。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティーネ・シェーファー / クルト・シュトライト / ジェラルド・フィンレイ / ニコラウス・アーノンクール / ベルナルダ・フィンク / モーツァルトウィーン・コンツェントゥス・ムジクス50周年記念アルバムで、アーノンクールにとって約20年ぶりのモーツァルトのレクイエム録音。充実した声楽陣とオーケストラを率いて、いっそう深化した解釈を披露。