2007年3月21日発売
ドイツのスラッシャー、デュー・センテッドの通算7作目。力強いリフを刻みながら猪突猛進する。いくぶん幅を広げた曲もあるものの、オープニングからエンディングまでアルバムすべてが攻め。ガス・Gなどゲスト陣も鋼鉄の魂を注ぎ込む。
繊細かつ力強い歌唱を聴かせ続ける、日本を代表する女性シンガーによる20作目のオリジナル・アルバム。変わらない豊かな感受性が全編から伝わってくる傑作だ。すべての事象を受け入れるかのような落ち着いた佇まいが、一つひとつの物語を深遠に堪能させる。★
浅岡雄也(元FIELD OF VIEW)の2007年3月発表のシングル。『冬のソナタ』主題歌の作曲者として知られるユ・ヘジュンが手がけた壮大なバラード・ナンバーで、浅岡の伸びのある高音とマイルドな歌声が映えわたっている。
スコットランド出身のメタル・バンド、メンディードの2ndアルバム。ヘヴィ・メタルの基本的なリフとメロディック・デスメタル的なキャッチーさ、モダンなヘヴィネスをあわせ持ったサウンドが魅力だ。
人気ピアニスト、エディ・ヒギンズの“ロマンス四部作”の第2弾。ヒギンズはキャリア50周年だそうで、その集大成ともいえるヴィーナスのシリーズだ。ラブ・ソングの名曲ばかり、スウィングしながらの美しいタッチがジャンルを超えて多くの人々に聴かれるだろう。
97年にロンドンで行なわれたストラングラーズのライヴから、女性ばかりで編成された弦楽アンサンブルとの共演を収めた異色のアルバム。代表曲の数々が新鮮な響きとともに甦っている。
ブルース・ロック・ギタリスト、ジェフ・ヒーリー率いるバンドの2枚組ライヴ・アルバム。97年と99年のモントルー・ジャズ・フェスティバルにおける録音で、ブルース魂のこもった演奏が満喫できる。
95年に逝去したギタリスト、ロリー・ギャラガーの編集ライヴ・アルバム。1975〜85年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの音源が年代順に選曲されており、ライヴならではの熱いプレイが味わえる。
バスター・ウィリアムス(b)とジョー・チェンバース(ds)というNY勢が参加した82年のアルバム。チェットの哀愁に帯びたトーンと、鬼才デヴィッド・フリードマンの叙情的なマリンバなどが味わいどころだ。
サド=メル・ビッグバンドでも活躍した実力派ピアニスト、ウォルター・ノリスの1974年のアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とともにミュンヘンにて録音されたデュオ作品で、ウォルターの端正なピアノとスウィンギーなベースが心地良く絡んでいる。